愛知県安城市にて屋根のカバー工法のお問い合わせをいただき建物調査に行ってきました。
建物は築16年の木造住宅で、外壁は窯業系サイディング、屋根はスレート系屋根材が使用されていました。
依頼内容は、屋根材の補修ということでしたので、屋根カメラを使用して診断でした。
屋根
屋根を下から見るだけでもわかりましたが、使われていた屋根材はニチハのパミールというものでした。
このパミールは、アスベストを含まない屋根材として発売されたのですが、年数が経ってくると層間はくりやひび割れが発生してくるために塗装をすることができない屋根材のひとつです。
ところが5年前に塗り替え工事をされたときに、屋根も塗り替え塗装をされたそうです。
そのため、ひどく剥がれるところまではいってないのですが、剥離している所が見受けられました。
棟板金は通常釘で横に打ち付けて下地材に取り付けるものなのですが、それ以外に屋根材にビス留めをしてありました。
これは、塗り替え塗装の時におこなわれた可能性が高いのですが、ビスの長さによりますが雨がしみ組んでいってしまい、ゆくゆくは雨漏りの可能性が十分にありました。
外壁
外壁サイディングも5年前にクリヤー塗装で、塗り替え塗装されていたのでとてもきれいでしたが、シーリングの状態がすごく悪かったです。
この写真は、外壁サイディング板間のシーリング打替えをされている所ですが、5年経っているので汚れは仕方ないとしても、ふつう外壁サイディングと平らになるように施工するのですが、シーリングが凹んでいるような状態でした。
更に、窓周りや樋裏のシーリングは打ち替えは勿論のこと、増し打ちさえされていませんでした。
汚れている状態やシーリングが切れているじょうたいで、クリヤー塗装されていました。
5年前の外壁塗り替え塗装なので、判断しずらい所ですがサイディングのひび割れも確認できました。
土台水切り部分の外壁サイディングには土台水切りの塗料が付着していました。
外壁サイディングの小口も塗装がされていませんでした。
提案内容
建物診断した結果、屋根は塗装や補修では対応ができないので、ガルバリウム鋼板材のアイジーガルテクトを使用した、カバー工法を提案しました。また、外壁は塗装の必要ないのですが、シーリングの状態が悪い為にシーリングの打ち替え・増し打ちを提案しました。
街の外壁塗装やさん名古屋南店では、国家資格保持者による建物診断を無料でおこなっていますので、お気軽にお問い合わせください。
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