名古屋市中川区で10年前に施工したお客様から屋上と3階バルコニー床の防水工事の依頼をいただきました。
築40年になるALCパネルを使用した3階建ての建物で10年前は外壁塗装とバルコニー床のトップコートをおこないました。
今回は、改築をしているうち雨漏りが発生したため防水工事をすることになりました。
屋上
防水工事がされていたのですが、10年前の工事の時にはすでに10年近く経っていました。それから10年以上たっているのですから前の防水工事から20年近く経過していることになり、防水層の劣化が進んでいました。
前回は、ウレタン塗膜防水をされていましたが、メンテナンスをおこなっていなかったためにここまで劣化したものと思われます。
ほとんどのウレタン塗膜防水は、プライマー・防水層・保護塗装と施工されているのですが、防水層は紫外線に弱い為に保護塗装がされており、5年ごとの保護塗装の塗り替えが必要になり、10年後には再度防水をおこなう必要が出てきます。
なのでウレタン塗膜防水で施工してから5年以上経過したら保護塗装の必要と、10年以上経過した場合は、再度防水の施工を検討する必要があります。
3階バルコニー
10年前に施工した床になりますが、グレー色に綺麗になっていたのですが
10年後
10年前に保護塗装をした、床も縁の方や立上りの部分はグレー色が残っているのですが、歩く動線の部分は剥げていました。
保護塗装がなくなってしまっているということは、防水層も傷んでいることになり、防水の施工が必要になってきます。
塗り替えから10年後の外壁
前回の塗り替え工事から10年経過しているので、外壁の状態も見てきました。
お客様のご希望が白い外壁でしたので、当時は汚れにくいという光触媒の塗料を使用しました。
多少の色むらみたいなものはありましたが、外壁全体の汚れも少なく、サッシからの雨だれもほとんどないのには、少し驚きました。
光触媒の施工は、色を付けてから最後に光触媒塗料のトップコートをすることによって機能が発揮されるのですが、このトップコートを塗るのが難しかったので、色ムラみたいなものはそれが影響しているのかもしれないです。
施工時は、新築依頼何もされていない外壁だったので下塗りを余分に塗った思い出があります。
ALCパネルの目地は、シーリングの増し打ちで施工したのですが、塗膜のひび割れをしている所が少しありました。
光触媒塗料は、塗膜が固くなるためにシーリングの上では割れやすくなってしまうので、10年でこれならば十分かと思います。
当時使用したシーリング材も、耐候性15年はあるオート化学の超耐シーラーを使用しているために、シーリングが切れている所はありませんでした。
ただ、ALCパネルのひび割れも少しあったので、今後は築年数が古いものに関しては対策をしていこうと思います。
街の外壁塗装やさん名古屋南店では、外壁塗装だけではなく、塩ビシート防水やウレタン塗膜防水などの防水工事もおこなっていますので、お気軽にお問い合わせください。
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