
このアパートの外壁材はALCというものが使用されているために、板と板の間にシーリングが施工されていますが、どうしても年数が経つとひび割れてきてしまいます。そこで塗り替え工事をするときは、必ずシーリング工事が必要になります。

今回使用するシーリング材は1液型のウレタンノンブリードを使用します。2液型もありますが、撹拌不良などのトラブルがない1液型を使用しています。1液型でも耐候性が長いものだと約20年から30年の材料もあります。写真はシーリングを目地に充填しているところですが、プライマーの写真を撮るのを忘れてしまいました。

シーリング工事の手順としては清掃してからプライマーを塗布して、一定の乾燥時間をおいてからシーリングを充填していきます。この充填する量も鳴らしたときに、あまりはみ出さないように絶妙の量を充填していきます。

充填した跡は、へら等を使用して均していきます。この均し方がシーリングの仕上がり具合に影響しますので、仕上がりを見れば職人の技量が判ります。

施工後の写真になります。今回のALCは目地の柄があるタイプなのですが、シーリングを施工するところは他の所より若干くぼんでいるので、十分なシーリングの厚みを付けて施工しないとシーリングの意味がありません。ALCの場合は通常このまま塗装を行うので、シーリングを施工した所は塗装後には表面がツルっとしています。
記事内に記載されている金額は2018年01月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。