名古屋市瑞穂区の4階マンションのゴムシート防水が施工されている屋上防水の劣化状況をご紹介！
屋上に登ってみてみると施工されているゴムシート防水ゴムのシルバー色のトップコートがムラムラになっていました。これは経年劣化や紫外線の影響を受けてトップコートのシルバー色が劣化すると、このようにムラムラになってきます。
防水工事のトップコートは、ゴムシート防水だけではなくウレタン塗膜防水、水性塗膜防水、ＦＲＰ防水などにも塗られているものですが、防水層を保護する役目になるので、トップコートが劣化してくると防水層まで劣化してしまうので定期的なトップコートの塗装が必要になってきます。
ゴムシート防水とは、建物や構造物の防水工法の一種で、合成ゴムや合成樹脂を使用したシートを敷設して防水層を形成する方法を指します。この防水工法は、主に屋上、バルコニー、地下構造物などに使用されます。
特徴として、耐久性が高い・柔軟性がある・均一な品質・コストが低い・短期間での施工などがある反面、施工不良や経年劣化によって、ゴムシート接合不良や固定不良によって雨水が入り雨漏りにつながることもあります。
ゴムシート防水の床面と立ち上がり面の接合部で雨水が入ったため、ふくらみ剥がれている箇所がありました。
コチラも同じようにゴムシート防水の床面と立ち上がり面の雨水で膨らんでいたところです。
手で押してみると右の写真のように雨水があふれてきました。
原因は、笠木が防水ではなく塗装されているため、経年劣化によって塗装の塗膜が劣化したことによって、雨水がコンクリートに浸透したことが原因になります。
コチラは、ゴムシート防水に穴が開いていたところと、床面のゴムシート防水の接合部が剥がれていたところになります。
原因は、経年劣化によって剥がれるものと不可抗力によって穴が開いたと思われます。
雨水を排水するドレンの廻りには雨水が溜まっていました。
原因は、ドレン廻りにゴミが堆積したことによるものと、ゴムシート防水の伸縮したことによるものが原因になります。
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