
施工前の状況です。築25年で塗替えは一度されているのですが、シーリングの打ち替えは一度もされていない状況です。シーリングも固くなり全く役割を果たしていないです。

サイディングの板と板の間だけ撤去していきます。両サイドにカッターナイフで板と切り離してから、ペンチで引っ張りだしていきます。この時にサイディングの小口にシーリングを残さずに撤去していきます。シーリングが少しでも残っているとプライマーの密着が悪くなり、早い段階でサイディングと切れてしまいます。

小口のシーリングを綺麗に取ったら、掃除をしてからマスキングテープを貼っていきます。このテープの貼り方にも手順があり、テープを取るときのことを考えながら張っていきますが、これは体に染みついてるので自然とできてきます。また、目地から何ミリも離れたところに張っても駄目ですし、まっすぐと張らないといけないので簡単なようで結構難しいです。

そしてプライマーを塗っていきます。プライマーはサイディングの小口に塗って吸い込ませるようにします。サイディングの板間は2面接着になるので、場合によってはボンドブレーカーやバッカーを入れて、底の面に接着させないようにします。サイディングは寒暖で伸縮したり地震でも多少は動くので2面接着にして動くようしてしーが切れないようにします。

プライマーを塗ってから材料にあったオープンタイム(乾燥時間)を取ります。このオープンタイムが早かったり遅かったりしても、シーリングの切れにつながります。また、プライマー塗って次の日にシーリングを施工することも同じくシーリングが切れる原因になります。

シーリングを打設後にへらできれいにならしてから、テープを取って完成になります。均しが甘いと段差が出来たりして見栄えが悪くなります。均しするとシーリングの表面がくぼみシーリングの厚みが薄くなってしますので注意が必要です。
記事内に記載されている金額は2018年01月19日時点での費用となります。
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