身近なところに、外壁塗装と同じ意味の工程はあるんです
本日は入間市野田にて作業中の現場から外壁塗装工事の様子をお届けです。
外壁塗装工事というと皆さんのイメージでは・・・
難しそう! 良くわからない!
この一言に尽きるかもしれませんね。
しかし、世の女性達は外壁塗装と同様のお化粧という手順を毎日行っているのです。
美装はもちろん、綺麗に見られたい。
できれば、型崩れしないでUVカットも持続させたい。
お肌にお悩みのある方は、そのお悩みを目立たなくさせたい。
などなど。
今回は外壁塗装とお化粧の工程に例えながら解説していきますよ。
あ、ちなみにこの記事を書いてる私は男性ということを付け加えておきます。
私はお化粧しませんよ。
下塗りはお化粧に例えるならばベースメイク

まずは下塗りです。
下塗りとベースメイクは殆ど同じといっても良いでしょう。
高圧洗浄で外壁を綺麗にして汚れや油分を流して塗料のノリを良くする。
化粧水でスキンケアをして油分を取り、お肌を整え、次のベースメイクのノリを良くする。
どうですか?似ていると思いませんか?

このお住まいは2種類のサイディングからなる外壁ですので、こちらの方もしっかりと塗っていきます。
下塗りは塗料の吸い込みを抑えて、主剤の密着性を高めます。
敏感肌の方用の低刺激性、オイリー肌の方用など様々なタイプのお化粧品がありますよね。この後に続く中塗り(ファンデーション)のノリを良くして、密着性を高めることが目的の材料です。

左の写真は綺麗に下塗りが完了したサイディングの外壁です。
ホコリや汚れ、苔・藻などが付着しているままだと剥がれの原因となりますので、確実に仕上げていきます。
また、下塗りは白色か透明(クリヤー:濡れ色)のことが多いです。
よくお客様から白は頼んでないよというお言葉を頂きます。
これは、前の外壁の色を塗り潰して取材の色が発色する為なんですね。
中塗りはファンデーションに相当します

今度は中塗りに入ります。ファンデーションはお肌を様々な状態に見せたりしますよね。潤い肌や陶器のようなお肌とか、シーンに合わせて変わったりもします。そのパターンは凄いですよね。
中塗りも主剤の色を良く見せるために、一度で仕上がるようには塗りません。塗料にも役割というものがあります。防汚染性・臭いの少ない低刺激性・高対光性などの性能です。
同じように化粧品でも汚れがつきにい、低刺激で、夕方まで持ちますとか、UVカットとか。

右にも書きましたが、役割=機能は一度目の塗装でも性能を発揮しますが、これでは不完全ですし、色もキチンと発色していません。
これらの問題を解決するために次の工程があるのです。
ここまで見ると、中塗りとファンデーションの共通性は理解してもらえると思います。
化粧品で塗料のように10年程度持ちますとかはありませんけどね。内容は殆ど同じですね。
上塗りはファンデーションを密着させるフェイスパウダーと同じです

最後に上塗りです。
こちらは中塗りの上に塗り重ねていくので、色をきちんと発色させて機能を高めていきます。また、塗膜を塗り重ねることによって塗膜自体の耐久性も持たせていくことが目的です。
ファンデーションを密着させ、化粧崩れを防ぐためにフェイスパウダーを塗りますね。こちらもパールやマットといった色々なタイプがありますが、役割は同じだと考えます。

別の角度からの写真です。
塗り重ねも綺麗に収まり、艶が綺麗に出ています。
せっかくお化粧したのだから、誰かに綺麗だねと言われたいものですよね。
住宅も住んでる方々、周りの方々から綺麗になったねと言われたいものだと思います。そのためには、工事の最終工程では外壁チェックを行いますので、手は抜きませんよ。最後までキッチリと仕上げていきます。
あとは付帯塗装で家のアクセント、差し色でお化粧のアクセント

写真は上塗りを終えた玄関廻りの様子です。
様々な方を迎える玄関廻りは、住宅の顔ですので、いつも以上に気を使いますね。
私は付帯塗装工事はお住まいのアクセントとして考えています。
お化粧もファンデーション~フェイスパウダーで終わりかと言えばそうではありませんよね。
口紅、アイライン、チークなど最後の仕上げを経て光り輝きます。
塗装も破風板、霧除け、雨戸、戸袋、雨樋など様々なものがありますので、次回は仕上げに向かっていく工事の様子をお届けする予定です。
お化粧のことは女性の方に比べると偏った知識かもしれませんが、イメージとしてとらえて頂けるとこの記事を書いた甲斐があります。
つたない文章ですが、ご拝読ありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年10月31日時点での費用となります。
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