
築40年の木造2階建てモルタル壁の現状です、新築時に吹き付け塗装で仕上げているそうですが、塗り替えなしで40年も経過するとさすがにほぼ塗装をしてないのと同様の下地がモルタルむき出し状態で、クラック(ヒビ割れ)もところどころに見られます。

コーキング等を使い壁のクラック処理や穴埋めを行ってから養生作業です、玄関扉は出入りできるように養生します。今回は窓格子も一旦外して養生しました。廊下の手摺りも塗料が飛散して汚れないように養生しています。

下塗り作業です。今回は経年劣化が酷いため下塗りを行う前に、カチオンシーラーという浸透性の良い下塗り剤を塗って砂状になった壁の表面を固めて密着性を高めます、画像はカチオンシーラーの塗布後です。

微弾性の下塗り剤でなみ形模様を付けました。水性微弾性のアンダーフィーラーを使いました、希釈率により下塗りの塗膜を厚くも薄くも塗ることが出来ます。今回は模様を付けて厚めにぬります。壁の種類や状態によりシーラーと呼ばれる下塗り剤も適切なものを選択します。模様を付けるのは、通常のウールローラーではなく砂骨ローラーと言うものを使いなみ形模様を付けていきます。

今回使用した日本ペイントの「アンダーフィラー弾性エクセル」です。弾性フィラーは壁に厚みが付き些細なクラック(ヘアークラック)には埋まって隠れます。また名前のとおり弾性があるため下地に小さいヒビ割れがおこっても伸びて表面のヒビ割れを防ぎますし中塗り剤の付きも良くなります。
記事内に記載されている金額は2018年02月27日時点での費用となります。
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