豊中市で複合施設ビル屋上のグレーチング蓋が部分的に錆が出たので、部分塗装工事を行いました。
現場に伺うと屋上の電気室や機械室の前面部分に等間隔で錆が出ていました。グレーチング蓋の下部は電気室の基礎部分になっていて空洞です。
どうして、前面寄りのところに錆が出てきているのかなーと考えてしまいました。ということで、錆びたところをケレンしていきます。
もう1カ所錆びたところは電気室の空調ダクトの外側の一部。写真のように錆が出ています。
錆が出るということは、雨水若しくは湿気が逃げずに溜まってしまい、時間の経過とともに錆が出てきてしまったかもです。
今回の塗装工事は縁切りでの部分塗装になります。右側の写真にケレンする備品。ワイヤブラシとマジックロンという研磨材。これを使って錆を落としていきます。
写真はエポキシ錆止め塗装後。錆びたところだけ塗布するのではなくて、少しだけ広めに塗っていきます。
錆びたところだけ塗るとどうしても目立ってしまうので、広く塗っていきますと、目立ちにくくなり、違和感が少なく感じると思います。
錆止め塗料が乾いたらグレーチング蓋の色に近い色を調色して塗装。グレーチング蓋は亜鉛メッキ色なので、一番近いグレー色(濃淡は調整)で作りました。
写真はウレタン樹脂塗料を塗装したところです。色も現場で微調整。なるべく、違和感のないように。
屋上はメンテナンス作業員、ビルメンテナンスの人しかほとんど入らないところです。それでも、こうして早めのメンテナンスを行うことは、とても大事です。ある意味大手という事もあって、色々な所に目が行き届いています。
記事内に記載されている金額は2024年09月06日時点での費用となります。
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