お客様の外壁は１２ミリの釘打ちのサイディングボードでした。築１３年くらいとのことでしたが、思いのほか日当たりが良好なのもあって表面が粉を吹いている状態でした。手で触ると粉が手につく状態でした。この状態をチョーキングといって、外壁塗装する目安になります。
続いてコーキングをみていきます。コーキングもカチカチになっており、本来の弾力性がかなり失われています。場所によってはコーキングがないところもあり、そこから水が入ると雨漏りやサイディングの腐食につながります。この状態だと早急な打ち換えが必要になってきます。
ふと上を見上げるとサイディングが割れています。全体見渡すと、とこどころひび割れがありました。ほとんどが釘のところから割れていました。家が動いた際に力がかかったりして割れたりしますので、浮きなどをビスで抑えてひび割れ部分は、専用の弾性パテで補修する必要があります。
カラーベストの屋根で、太陽光パネルがのっています。太陽光パネルの下は塗れませんが、ほかの部分はきれいに洗浄して、塗装する必要があります。カラーベストも年数がたつと雨、紫外線により表面の塗装が痛んできます。それにより水分を含んでしまうとカラーベストの中がボロボロになってきますので、１０年過ぎたら塗装をお勧めします。
記事内に記載されている金額は2020年02月29日時点での費用となります。
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