塩ビシート貼り
本巣郡北方町のマンションの屋上塩ビシート防水の様子をお伝えします。今日は塩ビシート貼りの工程を行っていきます。シートとシートを貼り合わせていく工程になります。シートとシートをライスターという熱をもったコテで溶かしてつけていきます。この接合部から水が入ったりしますので、とても重要な作業になります。塩ビシート防水はプールにも使われる工法なので、とても技術が要求されます。
続いて先日取り付けたディスクにIHヒーターを使い熱で塩ビシートを固定していきます。シートの上からIHヒーターをあてて、ディスクとシートの裏で熱を利用してくっけて行きます。これにより貫通させてビスなどで固定するわけじゃなく、穴をあけずに固定できるので、雨漏りしにくい仕上がりになります。固定したら、熱でシートのつなぎ目をくっつけた部分にシーラーというコーキングを打っていきます。これにより気密性が格段に上がります。
写真は脱気筒といいシートの裏にたまった湿気を抜くものになります。このシート防水は絶縁工法といいシートと下地の間に空気層を設けて、その空気を脱気筒で抜く工法になります。この工法は改修の時に多い工法で、下地の状態が少々悪くても行える工法になります。あと、シートを下地に密着させる、密着工法もあります。これはボンドを使ってシートと下地をくっつける工法になります。下地がとてもいい場合はできますが改修みたいに既設の防水がある場合は剥がしてからしかできないので、あまりお勧めしません。新築みたいに下地を新規で作る場合は、コストや施工性で密着の場合が多いです。
完成した写真です。見栄えも良くこれで雨漏りも安心していただけます。
記事内に記載されている金額は2020年03月10日時点での費用となります。
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