大野町住宅のヘーベルライト外壁の調査に伺いました。
大野町の住宅の現場調査に伺いました。このお客様のお家は木造住宅の外壁がヘーベルライトの家になります。ヘーベルライトとは、ALC(ヘーベル板)が100mmなのに対して50mmの厚みのものをヘーベルライトといいます。ALCは耐火性に優れています。サイディングなどに比べ熱膨張や乾燥収縮が少ないためひび割れやそりなどが少ないのも特徴です。断熱性能もとても高い外壁材になります。
現場調査の様子。
現場調査を進めていきます。外壁を指でこすると、指に粉がついてくる状態でした。この状態ですと表面の防水性能が失われ水を吸ってしまう状態です。ほっておくと外壁が水を吸ってしまいボロボロになってしまったり、塗膜の浮などにつながる要因になってしまいます。早急な塗装の必要があります。
続いてコーキングを見ていきます。コーキングも大分ひび割れがあり、打ち換えが必要になります。コーキングのところから雨水が入ることにより、雨漏りの原因になってきます。なので早めの処置が必要です。
お風呂場のサッシ下の部分が腐食しているのがわかります。長年の結露や雨などにより外壁が腐食しているのがわかります。これも塗装する前に板の補修と水が外壁を伝わないような工夫が必要になります。
続いて付帯部を見ていきます。樋色あせが始まっています。手で触ると固くなっていますので、塗装と交換の2パターンでご提案させていただきたいと思います。樋は固くなると割れやすくなります。固くなる前でしたら塗装をすれば劣化は抑えれますが、固くなってしまっては、いくら塗っても意味がありません。
破風、鼻隠しも色あせが進んでいます。こちらも早急な塗装が必要になります。
お客様は高耐久のフッソ塗装もご興味あるみたいですので、いろいろなご提案させていただきたいと思います。
記事内に記載されている金額は2020年03月14日時点での費用となります。
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