今日はサッシ廻り・付帯部廻りシーリング処理を行いました。
街の外壁塗装やさんでは、雨漏りの調査をしていると、サッシ、ドアなどの建具廻りのシールが経年劣化の為、切れている箇所が見つかることがあります。
シーリング材が切れている箇所は、やはり雨漏り危険個所として考え、処理をする必要があります。



サッシ、ドアなど建具廻りから雨漏りする場合の原因は以下の通りです。
①サッシ廻りに使用されているシーリング材の経年劣化によるもの。
②新築施工時、または改修工事時のシールプライマーの塗りむらがあり、塗布されていない箇所からのシーリング材の剥がれによるもの。
③地震などに発生する建物の動きに起因するシーリングの切れ。
④シーリング材の攪拌不良によるシーリング材の硬化不良。
など・・・




理由は何であれ、雨漏りがする場合は修理をする必要があります。
修理の方法は、シーリング材をまず撤去してから、清掃をします。
次にプライマー塗布です。
プライマーとは、シーリング材と躯体との接着を良くする接着剤です。
プライマーは溶剤系なので、塗布していると刺激臭がします。
このプライマー塗布はとても重要な工程です。
プライマーの塗り方が悪い場合、シーリング材が接着していなかったりするので、特に気をつけたいところです。
プライマーの工程が終わると、シーリングガンでシーリング材を充てんします。
シーリング材を充てんする時も気をつけなければならないことがあります。それはエアーを入れない、ということです。


材料の中にエアーが入ったままの状態だと、エアーが入った部分は材料の厚みがないので、シーリング材が切れやすくなってしまいます。
シーリング材を充てんする時のスピード、目地の深さ×幅に注意をしながら、打ち込んでいきます。
次はヘラ仕上です。今もそうだと思いますが、昔はヘラは自分で工夫して仕上やすいようにサンダー、やすりで削って作ったものです。
新築の住宅、ビル、マンションの建具廻りシーリング、ALC版の目地シーリング、サイディング目地、カーテンウォール目地、
サッシ廻り、ドア廻り、パネル目地、タイル目地、ガラス廻り、打継目地など施工場所に合わせて、へらを自分で工夫して作った記憶があります。
最近はコーキングならしバッカーと言うものがよく使われてます。
へらで仕上たら、テープを除去、清掃です。これで完成になります。
記事内に記載されている金額は2018年09月20日時点での費用となります。
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