
今日は トタン壁・トタン屋根のケレン作業をおこないました。
トタンは亜鉛めっきの力である程度、錆を防止してくれますが、万能ではありません。亜鉛めっきは錆を防止した分だけ、消費されます。消費された亜鉛めっきは勝手に回復はしませんし、補充もできません。サビが出てきたら、拡がらないうちに保護してあげなければなりません。錆をケレンでしっかり落として塗装してあげる必要があります。

トタンというと金属の鋼板ということは皆様、ご存知だと思います。そして、何となく「錆びやすい」というイメージをお持ちだと思います。
トタンは錆びにくくするために亜鉛でめっきされた鋼板で、実は普通の鋼板よりは錆びにくいものなのです。「錆びやすい」というイメージはメンテナンスを怠っている建物が多いからなのでしょう。同じめっき鋼板であるガルバリウムの先祖にあたるものと言えば、それなりに錆に強いことは分かってもらえると思います。1911年に国産されるようになり、現在まで100年以上に渡って用いられている建材ですから、さまざまなメリットがあるものなのです。
トタンは一般的な鋼板(鉄の板)を薄く加工し、亜鉛でめっき処理したものです。下地の一般的な鋼板も、めっき成分も比較的安価なものです。
また、薄く加工されていますから、軽いという利点もあります。めっき成分の減少すると錆が進行しますから、めっき成分を減少させないようなメンテナンスが必要になります。
めっき成分の減少は水分に触れることよって起こりますから、塗装によって保護します。立地や環境にもよりますが、こまめにしっかりとメンテナンスすれば15~20年の耐用年数があるとも言われています。
「錆びやすい」と感じてしまうのは何か問題が起こらないうちはついついメンテナンスを忘れてしまうからです。
記事内に記載されている金額は2018年11月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。