外壁の目地の打ち替え作業をしていきます。目地のコーキング材は、劣化します。可塑剤が入っているので、それが気化してしまいます。すると、コーキング材が固くなり、ひびが入りやすくなってしまいます。建物が微動だに動かないわけではありませんので、振動や紫外線などの影響によって、どんどん隙間が大きくなってしまいます。新しく打つコーキング材には、可塑材が入っていません。オートンイクシードというコーキング材です。ＬＳポリマーが配合されたことで、長持ちするコーキング材なのです。
目地の打ち替えは、まず既存のコーキング材の撤去からします。目地に沿ってカッターを入れて、綺麗に剥がしていきます。目地の両サイドにマスキングテープを貼ります。まっすぐ綺麗な目地に仕上げるためです。
刷毛を使ってプライマーを塗ります。これは、外壁材とコーキング材の密着を良くするために行います。
コーキング材を打ち込みます。ガンに入れて同じ力加減で打っていきます。ヘラを使って、目地に隙間なく埋め、表面は綺麗に整えます。両サイドに貼ったマスキングテープを剥がすと、目地の完成です。
窓周りのコーキング部分や、小庇と外壁との取り合いの部分なども、コーキング材が劣化して、ひびが入っていたりします。そういうところもオートンイクシードを使って行っていきます。
記事内に記載されている金額は2019年09月26日時点での費用となります。
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