外壁の目地部分になります。目地部分には、お家の中に水が回らないようにコーキング材が充填されています。外壁材は壁一面に一枚の板が貼られているわけではなく、何枚かの板を張り合わせています。その板と板の間に目地といわれる溝を作り、地震や強風でお家が揺れた時に板がひび割れないような役目を持っています。そんな目地ですが、充填されたコーキング材も一生持つわけではありません。経年劣化とともにひび割れや痩せ、剥離が発生します。コーキング材に隙間ができるとそこから外壁材の裏側に雨水や湿気が侵入してしまいます。侵入するとお家の劣化がどんどん進行してしまい、大変なことにも繋がりかねません。外壁塗装をする際は、この目地部分の処理もしっかりとさせていただきます。
雨樋の色が退色しています。外壁塗装では雨樋も塗装致します。折角、外壁をキレイにしても、雨樋が汚いと見た目もあまり良くないですよね。
軒天井の裏側に大量のカビが発生しています。黒くなっているのが全部カビなんです。カビは湿気の多いところに発生しやすいです。こちらの軒天井は外壁と同じリシン吹付をしているので、表面に凹凸があります。その凹凸に汚れが溜まりやすく、湿気がうまく流れなていないためか、かなりのカビが発生しています。塗装前には高圧の洗浄とバイオ液を使用してキレイに落としたいと思います。
こちらのお宅は、屋根の瓦の間にある谷樋といわれる水切りが銅でできています。銅は酸性雨に弱く、経年で穴が空いてしまいます。穴が空けば次第に雨漏りにも繋がってしまう為、こちらはステンレスのものに交換したいと思います。
記事内に記載されている金額は2019年09月30日時点での費用となります。
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