シーリング（コーキングとも呼ばれています）とは、建物の隙間や接合部分に使われ、防水・防塵・気密性を高める充填剤のことです。
主に、シリコンやアクリル、ウレタンなどの材料が使用され、窓枠や外壁の継ぎ目、浴室やキッチンの水回りなどに施されます。適切なコーキングは、雨水の侵入を防ぎ、建物の劣化を抑える役割を果たします。
劣化したコーキングはひび割れや剥がれを生じ、水漏れや湿気によるカビの発生を引き起こす可能性があります。そのため、定期的な点検とメンテナンスが重要です！(>_<)
変性シリコン系シーリングとシリコン系シーリングの違い
シーリングには様々な種類がありますが、その中でも変性シリコン系シーリングとシリコン系シーリングの違いについてご紹介します！一緒に見ていきましょう(^o^)丿
シリコン系シーリングは、耐水性と耐候性に優れており、特に水回り（キッチンやお風呂場など）での使用に適しています。弾力性が高く、紫外線や高温にも強いのが特徴です。しかし、塗装ができないため、塗装仕上げを必要とする場所には向いていません。
変性シリコン系シーリングは、シリコン系の長所を持ちながらも塗装が可能なため、外壁や内装での使用に適しています。塗装と一緒に使用できることで仕上がりが美しくなります。
選ぶ際は、使用場所や、上から塗装するかどうかを考慮する必要があります。
水回りでの防水重視ならシリコン系、塗装仕上げが必要なら変性シリコン系が適しています。
施工環境に応じて、これらを使い分けることで、長期的な建物の保護が可能です！
シーリングのメンテナンス方法「打ち替え」と「増し打ち」
シーリング打ち替えとは、建物の目地や接合部にある古いシーリング材を取り除き、新しいシーリング材を充填する作業です。
劣化したシーリング材を専用の工具で丁寧に除去して、目地を清掃し、プライマーを塗布して下地を整えることで、新しいシーリング材の密着性が向上します。
増し打ちと比べ費用も掛かってしまいますが、その分長期に渡り効果を発揮してくれますよ！
シーリング増し打ちは、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を重ねて塗布する方法です。
増し打ちは、打ち替えに比べて作業が簡単で、施工時間も短縮できます。また、古いシーリング材を完全に取り除く必要がないため、費用を抑えられるのがメリットです。
シーリング増し打ちは、劣化が軽度である場合や、緊急的の対策として使用されます。しかし、増し打ちは、下地の状態によっては十分な効果が得られない場合があります。長期間の効果を期待する場合は、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
選び方のポイントとして、以下の点に注意しましょう！
・劣化の程度
・予算と時間
・用途と環境
シーリング打ち替えは劣化が進んでいる場合や、長期的な効果を期待している場合におススメです。また、シーリング増し打ちは劣化が軽度である場合、短期間での対策が必要なときにおススメです。
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記事内に記載されている金額は2024年07月26日時点での費用となります。
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