防水工事の種類は「
ウレタン防水」「
FRP防水」「シート防水」など様々であり、最適な防水工事の方法は施工箇所の面積や形状によっても変わってきます！
そうした中、特にコンクリート造の商業施設・マンションなどの建物の屋上（陸屋根）に採用されている防水工事方法が
「アスファルト防水」です。
この記事では、
アスファルト防水の施工方法や特徴をはじめ、費用・耐用年数の目安まで詳しい情報を解説いたします(#^^#)
耐久性に優れ長期間に渡って高い防水性能を保ち続けられますので、特に人の出入りが多い商業施設・ビルや学校の屋上などに多く採用されています(#^^#)
その一方、施工方法によっては火を取り扱ってアスファルトを溶解させる処理が必要である為、その時に発生する臭気や火災発生のリスクに注意しなければならない施工方法です。
アスファルト防水の施工方法には「常温工法・トーチ工法・熱工法」の3種類があり、それぞれの施工方法は大きく異なります。
〇「常温工法」
「冷工法」とも呼ばれ、アスファルト防水の中でも最も採用されている施工方法です。
後述する２つの施工方法と違い、熱を使わずに施工することから異臭も無く安全性が高い特徴があります。
一方、ルーフィングシートは粘着により敷設される為、熱をかけて固定するよりも密着度が低く防水効果が低下してしまう可能性があります。
〇「トーチ工法」
バーナーで溶かしながらルーフィングシートを貼り付けていく施工方法であり、コストを抑えつつ高い防水効果を発揮します。
ただし、火を扱う事から施工箇所の環境・面積によっては採用することは出来ません。
〇「熱工法」
高温で溶かしたアスファルトを使用し、ルーフィングシートを重ねて敷設する事で防水層を形成します。
日本国内では非常に長い歴史・実績を持つ工法であり、その分信頼できる工法と言えます。
しかし、アスファルトを溶解させるときに発生する煙・臭気や火の取り扱いなど周囲環境への影響が非常に大きい施工方法です。
上記の表の通り、他の防水工事方法よりも施工コストは大きくなる傾向にありますが、その分耐久性に優れるという特徴があります。
その為、防水工事の頻度をなるべく減らしたいとお考えの方に適していると言えます。
ただし、耐用年数の目安は定期的な点検・メンテナンスをしっかりと行った上での年数となります。
下地である防水層を保護する為、仕上げとして塗布される「トップコート」の塗り替えは定期的に行う必要がありますので注意しましょう！
次に、劣化が進行したアスファルト防水の現地調査の様子をご紹介いたします。
千葉市中央区椿森で屋上防水の現地調査を行います。
20年近くメンテナンスを行っていないとの事で、今回全体のメンテナンスをご検討されておりました。
一般的な屋根と同様に屋上は定期的な点検とメンテナンスが必要とされる場所です！
特に大きなひび割れや劣化が進んでいる場合は早めの対応が必要です。
人が立ち入らない屋上でも劣化が進行していることがあるため、定期的な点検が重要です。
時間を掛けてしっかりと調査させて頂きます！
画像の様にアスファルト防水の目地部分は剥がれ、植物が繁殖している状態となっていました(>_<)
アスファルト防水の目地は経年劣化が進行しやすい場所である為、注意が必要です。
劣化が進むと目地が剥がれたりひび割れが生じることがあります。
これらの状態が放置されることで雨漏りのリスクが高まります(;_;)
アスファルト防水の目地の経年劣化を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません！
目地の劣化が見られた場合は早めの補修や交換を行うことで、屋根の防水性能を維持することができます。
調査完了後、現在の状態をお客さまへ現在の状態をご報告させて頂きました。
ここまで劣化が進行している状態では、補修等による復旧は困難な状態です！
今回は、屋上の防水・保護機能を復活させる為にも防水工事をご提案させていただきました。
街の外壁塗装屋さんでは、屋根・外壁の塗装工事はもちろん、今回ご紹介をさせていただきました防水工事の施工実績も豊富に持っております！
点検～お見積りの作成・ご相談まで無料にて承っておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年10月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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