集水器とは?役割と設置場所について
集水器とは、屋根に降った雨水を効率よく排水するために雨どいの途中に設置される器具のことです。「集水マス」や「呼び樋」などとも呼ばれています。

屋根から伝わってきた雨水は、横方向の「軒どい」を通って、最終的に縦方向の「竪どい(たてどい)」に流れ込みます。
その軒どいと竪どいの接続点に集水器が取り付けられ、雨水をまとめて排出できるようになっています。
また、集水器は建物の見た目にも大きな影響を与える部位。
シンプルな形状のものから装飾性の高いデザインまでさまざまな種類があり、建物のデザインに合わせた選定が可能です(^^♪
集水器が破損するとどうなる?放置によるトラブル
集水器は常に雨水にさらされているため、経年劣化や強風・積雪の影響によって破損やズレが起こりやすい部分です。以下のような症状が見られたら注意が必要です!
・雨が降ると集水器から水があふれている
・地面に水たまりができやすい
・雨どいと接続部分に隙間や割れがある
・風が強い日、カタカタと異音がする


このようなトラブルを放置してしまうと、雨水が外壁を伝って流れたり、基礎部分の劣化やカビの原因になったりすることも。
特に集合住宅やビルでは近隣への影響にもつながる可能性があるため、早めの対処が大切です(>_<)
集水器の交換・補修方法と費用の目安
破損した集水器は、部分補修または交換が可能です。小さなヒビやズレであれば補修材での対応も可能ですが、耐久性を考慮すると交換が安心です。

【交換・補修の方法】
・接続部の再固定(パッキンの交換など)
・本体ごとの交換(同じ型での差し替え)
・雨どい全体の調整(傾斜やバランスを整える)
【費用の目安】
・雨樋の部分修理、交換:3万円~数万円程度(+足場費用)
・雨樋の全交換:20万円~60万円程度(+足場費用)
※足場は20万~30万円程度かかります
足場が必要な他の工事(屋根工事や外壁の工事など)とまとめて行うことで、足場費用の節約ができお勧めです!
街の外壁塗装やさんでは、現地調査・お見積りは無料で対応しておりますので、気になる方はぜひご相談くださいね(^^)/
雨どい全体の点検も一緒に行いましょう!
・軒どいの傾きによる水溜まり
・竪どいの詰まりや変形
・金具の緩みや外れ

これらの症状は見落とされがちですが、定期的な点検と清掃によって長持ちさせることができます。特に落ち葉や砂埃が溜まりやすい立地では、年に1〜2回のチェックをおすすめしています!
まとめ
今回は、雨どいの要とも言える「集水器」についてご紹介しました。
集水器が正しく機能していないと、雨水がうまく排水されず建物の劣化を招いてしまいます。
定期的な点検と必要に応じた補修・交換が建物の寿命を延ばすカギとなります(^^♪
街の外壁塗装やさんでは、専門スタッフが無料で点検を行っています。メールフォームやお電話でお気軽にご相談くださいね!
記事内に記載されている金額は2025年06月10日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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