耐久性・軽さ・メンテナンス性に優れ、スタイリッシュなデザインで人気の高い「ガルバリウム鋼板屋根」。
しかし、金属製ということで「夏は暑いのでは?」と心配される方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ガルバリウム屋根が暑く感じられる理由と、実際に行われている効果的な暑さ対策について、プロの視点で詳しく解説いたします。

ガルバリウム屋根が暑いと言われる理由とは?
金属は熱を伝えやすい
ガルバリウム鋼板は金属製のため、太陽の熱を受けると表面温度が急上昇します。その熱が屋根裏や天井へと伝わることで、室内温度が高くなる可能性があります。
断熱材の有無で大きく変わる
ガルバリウム鋼板は非常に薄く、単体では断熱性がほとんどありません。屋根の構造によっては断熱材が入っていなかったり、通気層が確保されていないケースもあり、それが「暑い」と感じる原因になっている場合もあります。
ガルバリウム屋根の暑さ対策|快適に過ごすためのポイント
① 遮熱塗料を塗る

屋根表面に遮熱塗料を塗布することで、太陽光(特に赤外線)を反射し、屋根材の温度上昇を抑えます。
表面温度が10〜20℃ほど低下する例もあり、室内の体感温度の改善にもつながります。
【参考価格】
・遮熱塗料を使った屋根塗装:47万800円(税込)~
※建物の大きさや状態により異なります(目安価格)
② 屋根裏に断熱材を追加する

天井裏や屋根裏に断熱材(グラスウールや発泡ウレタンなど)を敷設・吹き込みすることで、熱の侵入を防ぐことができます。
リフォーム時に一緒に施工することで、冷暖房効率が大幅に改善されるケースもあります。
③ 通気層を設けて熱気を逃がす

ガルバリウム屋根の下に通気層(野地の通気)を設けると、こもった熱気が屋外に排出されやすくなります。
換気棟や軒裏換気口を設けることで、空気の流れをつくり、熱ごもりを防ぐことができます。
④ 屋根のカバー工法で断熱性能を向上

既存の屋根材の上に新しいガルバリウム屋根を重ねる「カバー工法」では、断熱材入りの屋根材を使用することで、暑さ・寒さ対策を両立できます。
遮熱塗料と合わせて施工することで、さらに効果的です。
【参考価格】
・屋根カバー工法:87万7800円(税込)~
※屋根面積や形状によって金額は変動します。
暑さに強い住まいにするためには、現地調査が第一歩
ガルバリウム屋根が「暑い」と感じる場合、その原因は構造や施工内容によってさまざまです。
「遮熱塗装で十分なのか」「断熱材の補強が必要か」などは、現地調査を行って初めて正しく判断できます。
「街の外壁塗装やさん」では、屋根の状態確認から暑さ対策のご提案、遮熱塗料の選定まで丁寧に対応しております。
ガルバリウム屋根の暑さにお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年07月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。