瓦屋根の大切な部分である「漆喰」は、瓦を固定したり雨水の侵入を防いだりと、屋根を守る重要な役割を担っています。
ですが、外部環境の影響で少しずつ劣化してしまうため、定期的な点検と補修が欠かせません。
本記事では、漆喰の役割や劣化症状、補修の流れ、そして屋根を長持ちさせるためのポイントについてわかりやすく解説いたします!
ぜひ参考にしてくださいね(^^)/
漆喰とは?屋根で重要な役割を担う部分

漆喰(しっくい)は、瓦屋根の棟や谷部分などに用いられる白い素材で、瓦と瓦の隙間を埋めるために使用されています。
主な役割は、雨水の侵入を防ぐことや、瓦を固定することです。
また、漆喰は瓦の美しい仕上がりを演出する装飾的な意味合いも持っています。
昔ながらの日本建築に欠かせない素材であり、現在でも瓦屋根には広く使われていますよ(^^♪
ただし、漆喰は自然素材がベースのため、経年劣化が避けられません。
屋根の中でも外部環境にさらされやすい部分に施工されているので、日射や風雨によって少しずつ傷んでいきます。
そのため、定期的な点検と補修が欠かせないんです。
漆喰が劣化するとどうなるの?見られる症状
漆喰が劣化してくると、次のような症状が表れてきます。
・表面のひび割れ
・部分的な剥がれ
・欠け落ちによる隙間の発生
・苔やカビの付着

こうした症状を放置してしまうと、雨水が内部に入り込んでしまう可能性があります。
特に、漆喰が剥がれた部分から水分が浸入すると、屋根内部の木材や葺き土が劣化してしまい、雨漏りにつながるケースもあります(>_<)
また、漆喰が落ちて瓦の固定力が弱まると、強風で瓦がズレたり飛散する危険性もあるため注意が必要です。
見た目の問題だけでなく、建物全体の耐久性にも関わるので早めの対応が安心ですね。
漆喰補修の流れとチェックポイント
漆喰補修は、劣化の程度や施工箇所によって内容が変わりますが、一般的な流れは以下の通りです。
①現地調査で漆喰の状態を確認②既存の漆喰を撤去
③新しい漆喰を詰め直す
④仕上げと確認作業


この中で大切なのは、古い漆喰をきちんと取り除くことです。
上から新しい漆喰を重ねてしまうだけでは、内部に劣化部分が残ってしまい、再び剥がれる原因になるんです。
また、施工後は漆喰がしっかり密着しているかどうか、瓦の並びが乱れていないかなどもチェックしておくと安心です(^^)/
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漆喰補修で屋根を長持ちさせるためのポイント

漆喰はどうしても時間とともに劣化してしまいますが、定期的な点検と早めの補修を心がけることで屋根の寿命を大きく延ばすことができます。
特におすすめなのは、以下のポイントです。
・10年前後を目安に点検を受ける
・雨漏りが起きる前に予防的に補修する
・棟瓦や谷部分など劣化しやすい箇所を重点的にチェックする
漆喰の剥がれやひび割れは、普段下から見上げただけでは気づきにくいものです。定期点検で早めに発見することで、大きなトラブルを未然に防げます。
屋根全体の耐久性を守るためにも、漆喰補修はとても重要なメンテナンスなんですね(#^^#)
まとめ

漆喰は瓦屋根を支える縁の下の力持ちのような存在で、見た目だけでなく防水や耐久性にも大きく関わっています。
劣化を放置してしまうと雨漏りや瓦のズレなど深刻なトラブルにつながるため、定期的な点検と補修がとても大切です。
早めのメンテナンスを心がけることで、屋根全体を長く安心して使い続けることができますよ。
今回の記事を参考に、漆喰補修の大切さを改めて感じていただければ嬉しいです(#^^#)
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