外壁の継ぎ目に使われているコーキングは、雨水の侵入を防ぐ大切な存在です。
しかし、紫外線や風雨の影響で劣化が進むと、ひび割れや剥がれが発生し、雨漏りの原因になることも…。
本記事では、コーキングの役割や劣化のサイン、補修のタイミングや流れについて解説いたします!ぜひ参考にしてみてくださいね(^^♪
外壁の継ぎ目にコーキングが必要な理由

外壁材はサイディングやALCなど様々ですが、必ず「継ぎ目」が存在します。この継ぎ目を埋めているのがコーキング材(シーリング材)です。
コーキングは単なる隙間埋めではなく、雨水の侵入を防ぎ、建物の内部を守る大切な役割を持っています。もし継ぎ目がむき出しのままだと、雨水が浸入して外壁材や下地を劣化させ、雨漏りの原因になってしまいます。
さらに、建物は気温差や地震などでわずかに動くため、外壁材同士に隙間やズレが生じることがあります。その動きに追従してくれるのもコーキングの特徴です。
つまり、クッション材のような役割を果たして、外壁や構造体への負担を軽減しているんですね(^^♪
コーキング材の役割と劣化のサイン
コーキング材は弾力性と接着力を備えており、以下のような役割を担っています。
・雨水の侵入を防ぐ防水機能
・外壁材の動きに追従する伸縮性
・建物の見た目を整える美観性
しかし、コーキング材も紫外線や風雨の影響を受け、少しずつ劣化していきます。劣化が進むと以下のような症状が見られるようになります。
・表面のひび割れや硬化
・コーキングが剥がれて隙間ができる
・コーキングが痩せて溝が目立つ


こうした症状は、防水機能が低下しているサインです。
放置すると外壁内部に水が回り、木材の腐食や金属部のサビに繋がる可能性があるので要注意です(>_<)
コーキング補修を行うタイミングの目安
一般的に、コーキングの寿命は5〜10年程度とされています。
外壁の種類や立地条件によって前後しますが、日当たりの強い南面や西面は特に劣化が早い傾向があります。
補修のタイミングは、以下のようなポイントを参考にすると良いですよ。
・ひび割れや剥離が目に見えて確認できる
・指で押すと硬く、弾力がない
・雨漏りの兆候(壁のシミやカビ)がある

これらのサインが出てきたら、早めの補修を検討することが大切です。
外壁塗装と同時にコーキングを打ち替えるケースも多く、メンテナンスの効率が良いのもポイントです(#^^#)
コーキング補修の流れと施工後の注意点
補修方法には「打ち替え」と「打ち増し」の2種類があります。
・打ち替え:古いコーキングを完全に撤去し、新しいものを充填する
・打ち増し:古いコーキングを残したまま、その上から新しいものを足す
基本的には打ち替えが推奨されますが、状況によっては打ち増しで対応する場合もあります。
補修の流れ(打ち替え)はおおまかに以下の通りです。
①劣化したコーキングを撤去

②プライマー(接着剤)を塗布

③新しいコーキング材を充填

④ヘラで均して仕上げ

施工後はコーキングが硬化するまで触れないようにし、数日は雨に注意する必要があります。また、定期的な点検(必要に応じてその都度補修)を続けることが長持ちの秘訣ですよ(^^)/
まとめ
外壁の継ぎ目を守るコーキングは、建物を長持ちさせるために欠かせない存在です。定期的に点検を行い、劣化のサインが見えたら早めに補修することが大切です。
打ち替えや打ち増しといった補修方法を理解し、適切にメンテナンスしてあげれば、外壁も安心して長く使用できます。
今回の記事がコーキングの大切さを知るきっかけになれば嬉しいです(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年09月18日時点での費用となります。
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