「屋根が劣化してきたから塗装をしたい」と考えている方の中には、ニチハのパミール屋根に該当しているケースもあります。
しかし、パミールは通常の屋根材とは異なり、塗装が適さない特徴を持っています。
本記事では、パミールとはどのような屋根材なのか、なぜ塗装ができないのか、そして適切なメンテナンス方法について分かりやすく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
ニチハのパミールとはどんな屋根材?

ニチハのパミールは、かつて多くの住宅に採用されたスレート屋根材の一種です。
軽量で施工性が良く、当時は人気のある屋根材として広く普及しました。
しかし現在では、特有の不具合が発生しやすい屋根材として知られています。
その原因は、製造時の仕様にあります。
パミールは表面が層状になっており、経年劣化によってこの層が剥がれてしまう特徴を持っています。
一見すると通常のスレート屋根と見分けがつきにくいですが、特有の劣化症状が現れるため注意が必要な屋根材と言えるでしょう。
なぜパミールは塗装してはいけないのか

屋根のメンテナンスといえば塗装を思い浮かべる方も多いですが、パミールの場合は注意が必要です。
結論から言うと、パミールには塗装が適さない屋根材です。
その理由は、表面の劣化が塗膜の問題ではなく、基材そのものの剥離によるものだからです。
塗装はあくまで表面を保護するための方法ですが、パミールの場合は内部から層が剥がれていくため、塗装を行っても根本的な改善にはつながりません。
さらに、劣化が進行した状態で塗装をしてしまうと、塗膜ごと剥がれてしまうリスクもあります。
そのため、塗装では十分な効果が得られないどころか、かえって不具合を招く可能性もあるのです。
パミールに見られる代表的な劣化症状

パミールの劣化には、他の屋根材とは異なる特徴的な症状があります。
代表的なのが「層間剥離」と呼ばれる現象です。
これは、屋根材の表面がミルフィーユのように何層にも剥がれていく状態を指します。
この状態になると、表面がめくれ上がり、見た目にも大きな劣化が確認できるようになります。また、ひび割れや欠けなども同時に発生しやすくなります。
さらに進行すると、屋根材自体の強度が低下し、雨水の侵入リスクも高まります。
これらの症状が見られる場合は、一般的な塗装では対応できない状態にある可能性が高いため、適切な判断が重要となります。
パミール屋根の適切なメンテナンス方法とは
パミール屋根のメンテナンスでは、塗装以外の方法を検討する必要があります。
代表的な方法としては、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法(屋根カバー工法)や、屋根材を新しく交換する方法(屋根葺き替え工事)などがあります。
これらの方法は、劣化した屋根材そのものをカバーまたは改善するため、根本的な対策となります。

重要なのは、パミール特有の劣化特性を理解した上で、適切な方法を選択することです。誤ったメンテナンスを行うと、短期間で再び不具合が発生する可能性があります。
そのため、屋根の状態を正しく把握し、適切な対策を講じることが長持ちのポイントとなります。
まとめ
ニチハのパミールは、特有の層状構造によって劣化が進行する屋根材であり、一般的な塗装によるメンテナンスが適していない点に注意が必要です。
層間剥離などの症状が見られる場合、塗装では根本的な解決にはならず、かえって不具合を招く可能性もあります。
そのため、屋根の状態に応じて適切な方法を選択することが重要です。
パミールの特徴を正しく理解し、適切な対策を講じることで、安心して長く住まいを守ることができます。
屋根のメンテナンスを検討する際は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください(^^♪
記事内に記載されている金額は2026年03月24日時点での費用となります。
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