外壁は築何年目から傷みの症状が現れるか
「築13年目で外壁塗装を考えている。」というお客様からのお問合せがあり、富津市にて外壁の調査を行いました。一般的に外壁塗装は10年ごとと言われていますが、こちらのお客様も「そろそろ塗り替え時期かな」と考えていたところ、近隣の住宅が次々と外壁塗装などのメンテナンスをしているのを見て決心したそうです。きっかけはどのような理由でも、この先何十年と住まわれるわけですから、不具合が発生する前にメンテナンスを行いましょう。
外壁の傷みは立地条件や素材にもよりますが、新築から約8年前後までは外壁塗装の性能が保持されています。築8年以上が経過しますと、日光や紫外線、風害、雪、地震などにより、様々な症状が発生してきます。


定期的に確認する事で発見できる主な症状
外壁塗装の耐久性や防水性の低下と共に、発生してくるのが苔やカビです。先程、「築8年以上経過すると様々な症状が発生してきます」と述べましたが、苔やカビは建物の北側などの日光が当たりにくい場所や汚れが溜まりやすい環境ですと、早いところでは築5年目前後から発生します。付着したままですと劣化の進行を促してしまうので、定期的にご自身で洗浄して下さい。その際注意していただきたいのが、たわしなどの固い物で擦らない事です。頑固な汚れなどはどうしても「ゴシゴシ」洗いたくなるものですが、外壁塗装の塗膜を傷めてしまい、耐久性や防水性の低下に繋がりますのでお止めください。
主にサイディングボードの外壁に使用されているシーリング材も紫外線や雨水などのダメージを受けています。どのような症状かというと、ひび割れが発生してきます。シーリング材はコーキング材ともいい、サイディングボード同士が地震などの揺れによってぶつからない為の緩衝材の役割や、雨水の浸入を防ぐなどの重要な役割を担っています。外壁塗装を行う際はシーリング材のメンテナンスも同時に行いますのでご安心ください。



耐用年数を延ばすために
その他にも外壁に付着していく汚れがあります。主に窓枠やサッシ廻りに見られる雨垂れです。雨水などが外壁を流れる際に汚れが残ってしまう現象です。こちらのお客様邸では台所の換気口の下が雨垂れで汚れていました。
同じ建物でも、方角によって劣化の進行度合いが違い、風通しの良い場所や湿気のこもりやすさによっても異なります。
これ以上、劣化が進行してしまうと外壁自体のひび割れ(クラック)や、外壁塗装の塗膜の剥がれなどの症状が発生し、最悪の場合、外壁からの雨漏りに繋がる事があります。お客様には「定期的にメンテナンスを行えば耐用年数も延び、後々のメンテナンス費用も抑えられます」と、ご報告し外壁塗装工事のご提案をしました。
外壁の事で何かお困りのお客様は街の外壁塗装やさんにご相談ください。調査・お見積もりは無料で行っています。フリーダイアル0120-948-355にてお待ちしております。
記事内に記載されている金額は2017年10月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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