近隣との距離が近いため単管足場を設置


木更津市にお住まいのお客様はご近隣様の住宅との距離が50センチしかなく、通常使用している楔式仮設足場の設置が困難でした。よって、今回は単管足場によりサイディングの張替え工事を致します。屋根部分から浸入していた雨漏れが外壁に深刻なダメージをあたえ、サイディングを張替えることになってしまいました。
単管足場は小規模な工事現場や狭い場所に適しています。少し昔に開発された住宅地ですと近隣と隣接している建物が多く、単管足場でないと仮設が困難な現場があります。都内などは特に多く、現在でも単管足場は普通に使用されることが多いのです。現在は鋼鉄の単管パイプをクランプなどで絞め組み合わせますが、昔は竹や木材の物が使われていました。劣化していることが解りにくく、危険なためほとんどが、鋼鉄製の単管パイプに変わりつつあります。
サイディングの解体の様子

長く続いていた雨漏れは屋根材と壁資材に大きなダメージをあたえていました。今回の工事では既存のサイディングや屋根材を一部撤去する必要があり、大掛かりな工事へと発展してしまいました。まずは既存の壁と屋根を解体しなくては、どこまで被害が拡大しているか分かりません。屋根も外壁も一番下から貼りだしますので、上から下へ向かって外して行かなければいけません。
コーキング処理


今回張り替えたサイディングはニチハの「モエンサイディング-M14ネビアストーン調MFX464CリスタMGミルク」という商品です。現在、貼られているサイディングは廃盤のため購入が出来ず、消防法により資材の規格も変わり、厚みも刷新されました。現在、売られている一番近いものを探し、張替えを致しました。
サイディングは一枚の長さが3030ミリもあり、重さも約22キロあります。規格寸法以内であれば、大きさや長さは切断によって自由に変更することが可能です。端部の場所や別の資材との取り合いの場所はコーキングによる処理で雨仕舞いを致します。これまでのものと模様が異なるサイディングですので、表面に塗装して同じ色にし、違和感がないように仕上げます。完全に元通りとはいきませんが、目立たないようになり、これで雨漏れとも無縁です。 ご相談はフリーダイヤル0120-948-355にてお待ちしております。
記事内に記載されている金額は2018年03月26日時点での費用となります。
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