軒天の破損


君津市にお住まいのお客様は軒天の端にあたる部分の場所に穴が開いてしまい、お困りになっていました。築年数の経つ建物でしたので、軒天部分は化粧ベニヤが使われています。ベニヤは食べ物のバームクーヘンのように木材を積層し、貼り合わせたもので、劣化と共に一枚一枚が剥がれてきます。室内の床板がたわむ現象も同じでベニヤ同士が剥がれて来ていて強度が弱くなっているからなのです。剥がれ出すと強度が無くなり、より剥がれやすくなり穴が開いてしまいます。
日本ペイントケンエース

軒天井の補修工事にはケイカル板による補修方法が最善です。ベニヤに穴が開き、またベニヤで直しても数年したら再度、穴あき軒天井になってしまいます。ですので剝がれ落ちないケイカル板にて補修いたします。ケイカル板はケイ酸カルシウムを成型したものですので、薄く剥がれることはありません。こちらのお家の木破風の構造ですと、軒天用下地が設置してあるものは少なく、木破風に溝を設け、はめみんでいます。したがって古くなってしまう木破風の捩じれや反り返りにより、軒天材の外れなどもあり、破損しやすくなっています。特に破風は他の資材との重なりが多く、単独にて外すことが困難です。そのようになる前に塗装して保護するか、板金にて覆ってしまう方法があります。
仕上げ塗装


ケイカル板は水分には強いのですが、防水性はないので表面保護として塗装をするのが通常の工事です。軒天に適している塗料として、日本ペイントのケンエースとういう塗料があります。ヤニ・しみ止め効果があり、優れた付着性と防藻・防かび性を持つつや消し塗料です。特にシミなどに強く、雨漏れが生じても他の塗料と比べてシミが出にくく優秀な塗料となります。軒天などは建物を建ててから破損しない限り交換することはほぼありません、ですがどうしても経年劣化してしまいますので、少しでも耐候年数を上げるためにメンテナンスを施す必要性があります。 ご相談はフリーダイアル0120-948-355にてお待ちしています。
記事内に記載されている金額は2018年04月10日時点での費用となります。
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