大網白里市みずほ台にお住まいのお客様から、外壁と雨樋のメンテナンスを考えているというお問い合わせをいただきました。
昨年、強風のため雨樋が破損してしまったとの事ですが、その時は予算の都合ですぐに補修せず、今年の春になってから補修をしようとのお考えだったそうですが、気が付いたら周辺の外壁がかなり汚れてしまったとの事で、屋根と外壁を含めたメンテナンスのご相談を承りました。
今回はこの雨樋・外壁の調査の模様をお伝えいたします。
強風で雨樋が破損、半年ほど放置したことで外壁に藻が繁殖


まず問題となった雨樋から見てみましょう。
ファサードとなります南側の雨樋は問題ないようでしたが、勝手口のある北側に回ってみますと、3カ所ほど雨樋が破損していました。
集水器が一部破損し、集水器からまっすぐ下に伸びている竪樋が元からすっぽり抜け落ちていました。
雨樋は屋根からの雨水を集めて外壁を伝わないように逃がす大事な役割を持っています。雨樋がなかったらどうでしょう?
屋根から不規則に家周辺から雨水がダラダラと流れ落ちることになりますが、これが軒天を伝って外壁を汚してしまいます。屋根の形状によっては、集まった大量の雨水が激しく外壁を打ち付け、短期間で傷めてしまいかねません。
お客様の外壁を見ますと、やはり破損した雨樋周辺が激しく汚れ、一部のサイディング外壁から藻が繁殖していました。おそらく破損した雨樋から流れ落ちた雨水が風にあおられてこの部分に直接かかり、この部分を中心に藻が繁殖してしまったようです。
藻は外壁の塗料の塗膜が経年劣化によって防水性を失ってしまい、外壁についた雨水などから細菌が繁殖、カビや藻の発生につながってしまっているようです。
スレート屋根は広い範囲で藻が繁殖、塗装工事をご検討


調査を続けましょう。
外壁を良くみますと、破損した雨樋の周囲で数か所でクラックを発見しました。こちらはボードの熱収縮が原因によるクラックのようです。こちらも早急に補修工事が必要です。
屋根に上がって屋根の状態を見てみましょう。
屋根は化粧スレートを使用しています。
今日はあいにくの天気で、写真では分かりづらいかもしれませんが、スレート屋根のほぼ全面に藻が繁殖している状態でした。塗膜も劣化し防藻性、遮熱性を失った状態といえます。
破損した個所はありませんでした。またソリや変形した個所もございませんでした。こちらは洗浄と塗装工事を行えばきれいに生まれ変わる事でしょう。
調査を終えて、撮影した写真を見ていただきながらお客様に外壁と屋根の現状をご報告いたしました。
ご提案した工事としましては、破損した雨樋の交換工事、外壁に関しましてはクラックの補修作業と、塗装工事をご提案いたしました。
塗料に関しては、外壁には優れた防水性と高汚染性のナノコンポジットWを、屋根に関しましては、耐候性、耐久性の高い日本ペイントのファインパーフェクトベストをおすすめいたしました。

記事内に記載されている金額は2019年05月17日時点での費用となります。
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