千葉市緑区で屋根塗装点検を行わせて頂いたお住まいですが、合わせて外壁の無料点検も実施致しました。今回はモルタル外壁の経年劣化とメンテナンスにお奨めの塗料、外壁以外に補修が必要な箇所のご紹介致します。
経年劣化したモルタル外壁に見られる症状
築12.3年は経過しているようですが、汚れや苔の付着が目立たず全体的に綺麗な状態が維持できています。モルタル外壁の表面はスタッコやリシン、ボンタイル等仕上げによって印象も大きく変わりますが、全体的にチョーキングの現象が顕著にみられる傾向があります。外壁を保護しているはずの塗膜が粉状になってしまい保護が出来ていない状態ですので、塗り替え時期を見極める為にも便利なチェック方法です。白系の外壁ですと色褪せが目立ちにくく劣化に気づきにくい為、定期的に外壁を触ってみて塗膜の状態を確認してみましょう。
モルタル外壁に発生しやすいひび割れ、クラックです。近くで見なければ分からず、髪の毛のように細いクラックはその名の通り【ヘアクラック】と呼ばれます。更に大きな構造クラックよりも発生頻度は多いのですが、塗料で埋められるため補修は簡単です。構造クラックにまで拡大してしまうと雨漏りの危険性が高くなり、シーリング補修を行う必要がありますので、補修が簡易なうちに補修し被害を抑えましょう。
クラック補修もできる高耐久塗料「エラストコート」
今回はヘアクラックがあるモルタル外壁の塗り替えにお奨めな塗料「エラストコート」をご紹介いたします。水性アクリルを100%使用しているので、優れた耐久性・弾性・防水性能を発揮します。従来のアクリルは安価で3~5年程の耐久性でしたが、可塑剤などの混合物含まれている為です。100%アクリルは【ピュアアクリル】と呼ばれ、非常に高い性能を持っています。0.2㎜以下のヘアクラックを埋め下塗り塗料も必要ありませんので、施工費用を削減することが出来ます。艶消し・骨材も入っていないため、既存外壁の風合いを損なうことなく塗り替えが可能です。様々な下地に対応が出来ますので、モルタルだけでなくコンクリートや石材等の塗装にもピッタリです。
外壁以外の塗装が可能な箇所
外壁塗装の際に同時に塗り直していく箇所を紹介していきます。
屋根の裏側は軒天と呼ばれますが、細かな穴が開いている場所がありますよね?換気口を取り付けているお住まいもありますが、小屋裏へ空気を取り込む機能がありますので汚れが非常に付着しやすい場所です。軒天が黒ずむだけでお住まいの印象が暗くなってしまいますので、外壁塗装時に通気を妨げない塗料で塗り直しましょう。
雨樋もお住まいを囲う様に取り付けられていますので汚れが美観を損ねてしまいます。樹脂製の雨樋は太陽光により硬化し割れやすくなりますので、表面保護の為にも塗装をしましょう。屋根材の上にある這樋は屋根と同じ色で塗ることもありますので、屋根と外壁は同時に塗装すると仕上がりを決めやすいかと思います。
ベランダ面は防水工事になりますが、もちろん塗装と同時に施工することが出来ます。雨漏りを起こしてしまうと室内への被害だけでなく、せっかく塗装した塗膜に膨れが起こる可能性もあります。メンテナンス時期は屋根外壁と大きく変わりませんので、同時に補修していくように心がけましょう。
最後に濡れ縁です。ウッドデッキもそうですが木製の場合は雨水によって徐々に傷みが現れます。最終的には乗るのも怖くなってしまう程腐食してしまいますので、定期的な塗り替え、補修・交換・撤去を検討していきましょう。メンテナンス不要の樹脂木材やアルミ製もありますので、素材のメリット・デメリットを考慮し決めていきましょう。
今回の無料点検を基に最適なメンテナンス方法をご提案させて頂きます。補修範囲や使用塗料を決め、お住まいのお手入れを行っていきましょう。街の外壁塗装やさんでは塗装はもちろん、雨樋や軒天の補修、外構工事も承っておりますので、気になる箇所がございましたらお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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