四街道市にて外壁塗装メンテナンスをご検討中のお住まいです。塗り替えはもちろんお住まいの寿命に大きく関係しますが、今回は経年劣化によって補修が必要な箇所があるようですので、長期的なメンテナンスフリーを目指しお住まいにとって最適な補修工事をご提案させて頂きました。
塗装前に行っておきたいメンテナンス
10年以上前に塗装メンテナンスを行ったものの、ご多忙の為お住まいに手をかけられずにいたようです。住宅は築年数が経過するほどにダメージを蓄積してしまうため、メンテナンスが必要な箇所が増えてしまいます。定期的なメンテナンスを行っている内にどこかのタイミングで費用がかかってしまいますが、例えば屋根材の変更等を行う事で次回の補修までに期間を延ばすことが出来ます。大規模な補修は一時的にコストがかかりますが、長い目で見ればメリットになる可能性もありますので、状態と補修方法を踏まえしっかりと検討していきましょう。
早速ですが塗装前に補修が必要な箇所をチェックしていきましょう。
軒天が劣化する原因と補修方法
屋根裏の野地板や垂木を隠すために取り付けられる軒天材は、使用素材によって耐久性が異なります。以前はベニヤや木目調のプリント合板を使用しているお住まいが多かったのですが、湿気がこもり易く、表面が剥がれて補修が必要になるケースが多い為、現在はケイカル板や金属板などの耐久性・耐火性に優れた素材が使用されることが増えています。軒天工事を行う際には高い確率で足場仮設が必要となりますので、他の工事と同時に行えるとベストですが、穴が開いた状態を放置すると鳥が入りこみ、糞などの異臭や羽ばたく騒音被害を被ることもありますので、劣化する前に補修していきましょう。
破風板・鼻隠しの補修は雨樋交換のタイミングで!
こちらには雨樋の破損と鼻隠しの腐食が見られます。雨樋は外壁よりも外側に取り付けられている為、風や雪の影響を受けやすい部位になります。自然災害による破損ですと火災保険や共済を利用して補修することも可能ですが、被害から3年以内での申請が必要となりますので注意しましょう。
雨樋が取り付けられている細長い板部分は【鼻隠し】と呼ばれます。雨樋が付いていない屋根の妻側は破風板と呼ばれ、どちらも美観維持と構造の腐食防止を目的に取りついています。ここ最近に建てられたお住まいは窯業系や板金で仕上げてありますが、以前は木材が多いかと思います。木材は雨水を吸い込むと傷んでしまいますので塗膜保護を行う必要がありますが、木材は塗膜が剥がれやすい傾向があります。破風や鼻隠しの工事にも足場仮設が必要ですので、何度も足場+塗装の費用を考えると溜息が出てしまいますね。
このように木材の劣化が見られる場合に、高耐久のガルバリウム鋼板でのカバー工事をご提案しております。腐食も起こしにくい為、ランニングコストを考えてもメリットの多い工事です。注意点としては、鼻隠しの板金カバーを行う際には雨樋を取り外す必要があります。今回のように雨樋の交換工事が必要なタイミングで工事を行うと良いでしょう。
こちらもチェックしていただきたいのがカーポートの屋根です。塗装メンテナンスとは無関係に思われがちですが、外壁の近くに駐車場がある場合は足場仮設が出来ないケースがあります。一度屋根を取り外し工事完了後に取り付け直さなければならないお住まいもありますので、点検時に確認をさせて頂いております。経年劣化で割れやすくなっている波板は、工事が終わってから補修を行った方が手間を省くことが出来ますので、ご自身で直せるという方も工事前に一度ご相談ください。
街の外壁塗装やさんでは、塗装工事だけでなくお住まいの耐久性を維持するためのメンテナンスもご提案させて頂いております。一時的に費用がかかる工事をご提案させて頂くこともありますが、今後の事を見据えてのメンテナンス方法ですのでぜひ一度ご検討、ご相談ください。工事に関するご質問、住宅点検依頼を心よりお待ちしております。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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