千葉市稲毛区でモルタル外壁の塗装前点検を実施しました。1990年頃までの外壁材はモルタル外壁が主流で、職人の腕で丁寧にモルタルを塗ることで柔らかい印象を持ちながらも重厚感が感じられる仕上がりになりますが、工事日数とコストがかかるというデメリットから近年ではサイディングが主流となっています。しかし高耐久な素材の為、適切なメンテナンスを行っていればモルタル外壁の寿命は半永久的とも言われています。実際にまだまだモルタル外壁のお住まいがありますよね?そこで今回は、モルタル外壁の注意点と補修方法、モルタル以外に補修が必要な箇所をご紹介いたします。
高耐久のモルタル外壁
モルタル外壁の特徴はなんと言っても継ぎ目の無い綺麗な外観です。表面の仕上げ方によっては汚れのつきやすさ、お手入れのしやすさには違いがありますが、モルタル自体が耐久性に優れている為、雨水の吸い込みを防ぎ表面保護を行えば快適に生活することが可能です。
皆さんが抱える心配点としてはクラックの発生です。モルタル外壁にクラックが発生するのは仕方のない事ですが、サッシ等モルタルとは異なる素材周辺はクラックが発生しやすく、ひびの太さによっては雨漏りを起こす原因になってしまいます。
しかし逆を言えば、クラックと塗装以外のお悩みはあまり耳にしません。この2つの問題を解決することでモルタル外壁は(災害を除いて)長期的に使用することが出来ると言っても過言ではありません。
モルタル外壁に多く見られるひび割れ(クラック)は塗装のタイミングで補修しましょう
クラックスケールで確認したところ0.55㎜のヒビが見られました。この程度のクラックからは雨漏りを起こす可能性は低いですが、放置するとヒビが太く深く拡大してしまいます。部分的にコーキング材で補修した跡が見られますが、汚れが付着しコーキングの部分だけがとても目立っていました。
塗り替えのタイミングでクラックを補修すれば補修跡も綺麗に隠せますので、塗料で隠せるようにシリコン系以外のコーキング材でヒビの拡大を防いでいきましょう。
お住まいは塗装以外のメンテナンスも必要です
屋根材は塗装の必要ない陶器瓦ですが、雨漏りを起こすとモルタル外壁に膨れや剥がれなどの悪影響を及ぼします。その為、漆喰の剥がれや棟の並びを確認し補修を行う必要があります。天窓のメンテナンス推奨時期は10年です。雨漏りが起きていなくとも枠下地の腐食やコーキング材の肉痩せが起きていないかを確認し、雨漏りを防止しましょう。
雨樋は地震をきっかけに集水器からずれてしまい、雨水が漏れてしまう様です。歪みも割れもありませんので、ずれを補修してから塗り替えを行い全体の美観性を取り戻しましょう。
街の外壁塗装やさんは無料点検の際に、塗装箇所はもちろんですが塗装の必要のない屋根も確認し、メンテナンスの必要性を判断させて頂きます。塗装とは無関係の場所でもお住まい全体でみると密接な関係にありますので、気になる箇所がありましたらお気軽にお申し付けください。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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