船橋市にある築18年のお住まいで屋根塗装工事を実施しました。
2階室内の暑さ対策として、日本ペイントの遮熱塗料サーモアイSiを使用しました。
今回は遮熱塗料の性能と、選ぶ色によって効果が違う理由をご説明致します。
まずは屋根塗装前のスレート屋根です。
18年経過したスレート屋根材は劣化が進行し、屋根塗装を行えるか前もってチェックをしなくてはなりません。
こちらの屋根は割れもなく、苔やカビの付着程度でした。表面の塗膜は劣化しているものの、高圧洗浄で表面を綺麗に洗い流し、新たに塗膜保護を行ってあげれば使用し続けることが出来ます。
遮熱塗料サーモアイSiの性能
そこで今回は、遮熱塗料サーモアイSiを使用します。
下塗りのサーモアイシーラーとサーモアイどちらにも遮熱機能を持っているため、上塗りで反射しきれない赤外線を下塗りで反射し、高い遮熱性能を発揮します。
日射エネルギーを反射させることで、屋根面の温度上昇を抑えます。室温の上昇を抑えることでエアコンの温度設定の緩和、電気代の節約に繋がります。
戸建住宅での施工実績では、電気代を最大約27%削減することが出来ています。
遮熱塗料でも選択する色によって効果は異なります
こちらのお住まいでは、クールチェリーブラウンで仕上げています。
全日射反射率61.8%、近赤外日射反射率83.8%と、屋根に十分な遮熱機能を持たせています。
遮熱塗料といえども、何色でも高い性能を持たせる訳ではありません。白色に近いと反射率が高く、黒色に近い程反射率は低くなります。
その為、通常の塗料で白色を選んだ場合と、遮熱塗料で黒色を比較すると、通常塗料の白色の方が高い反射率が期待できます。
もちろん通常塗料の黒色と、遮熱塗料の黒色を比較した場合は、遮熱塗料の方が期待が見込めます。
ちなみにクールホワイトは全日射反射率91.0%、近赤外日射反射率87.8%に対し、クールブラックは全日射反射率28.4%、近赤外日射反射率61.0%と、性能に大きな開きがあります。
高い遮熱機能を求める場合は、ホワイトに近い色を選びましょう。
屋根塗装完了です。
サーモアイは全40色取り揃えていますので、外壁と相性の良い色、お客様のお好みの色がきっと見つけられるでしょう。
また、遮熱機能を持たせることが出来るのは外壁だけではありません。
サーモアイには、特殊アクリル用のサーモアイヤネガード、外壁用のサーモアイウォール、路面用のサーモアイロードもございます。
屋根と外壁に遮熱塗料を持たせ、更に快適なお住まいに仕上げましょう。
遮熱塗料についてのご質問、お住まいに最適な塗料や仕上がり色のご相談等、気になる事がありましたら街の外壁塗装やさんまでご連絡ください。
無料点検はもちろん、ご相談のみも承っておりますのでご安心ください。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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