四街道市で昭和58年築(築35年)のスレート屋根点検です。
他施工業者様より「屋根材にアスベストが含まれている」と指摘を受けたこと、築年数による劣化を考慮し、葺き替え工事をご検討されたようです。
葺き替え工事には高い施工費用がかかってしまいますので、工事の必要性が判断材料になるかと思います。
定期的なメンテナンスは行ってきたようですので、今回は大屋根と下屋の劣化状態をそれぞれ確認し、屋根塗装と葺き替え工事をご提案させて頂きました。
大屋根の点検
まずは大屋根(2階屋根)の点検です。
アスベスト屋根は、2004年以前に施工されたお住まいにのみ使用されていますが、健康被害を除けば非常に優れた素材の為、2004年以降のノンアスベスト屋根材よりも丈夫という特徴があります。
アスベスト(石綿)と聞くと、すぐになんとかしなければ!と思う方も多いですが、建材としてお住まいに使用されている状態は、全く問題はありません。
問題は解体等で飛散し、気づかぬ間に吸引することです。
スレート屋根には、塗装を行ってきた様子が見られますが、多数の割れがありました。
スレート屋根の浮きや反りが雨漏りのリスクを高めます
屋根の重なり部分に大きな隙間がありますよね?
スレート屋根材が紫外線や吸水により劣化し、浮きや反りを起こしている状態です。
一度浮きや反りが起きると、塗装を行っても改善されることはありません。
この状態では風で煽られて割れてしまったり、雨水が吹き込んで雨漏りのリスクを高めてしまいます。
大屋根は、スレート屋根の傷みが顕著に表れていますので、葺き替え工事をご提案致しました。
下屋の点検
続いては下屋(1階屋根)です。
こちらも塗装メンテナンスはされていましたが、築年数の経過により塗膜の剥がれが見られました。
スレート屋根に必要な補修
大屋根は縁切りの為にタスペーサーが取り付けられていたのに、下屋は縁切りがされていませんでした。
塗料が屋根材同士を接着させ、隙間が全くない状態です。
今の所問題はないようですが、【毛細管現象】を起こし、雨漏りを起こす恐れがありますので早急に補修が必要です。
また多数のひびは見られましたが、コーキング補修で綺麗に仕上げられます。
下屋は適切な処理を行えば、屋根塗装工事で問題なく過ごすことが出来るでしょう。
同時期に屋根のメンテナンスを行っていても、大屋根と下屋、方角によって傷み方は様々です。
その為しっかりと確認をすれば、異なるメンテナンス方法をご提案し、施工費用を抑えることも可能です。
お住まいの状態が気になる、補修費用を抑えたい等、メンテナンスに関して疑問・ご不安がある際には、お気軽に街の外壁塗装やさん千葉中央店へお問い合わせください。
無料点検をさせて頂き、お住まいに合った補修方法をご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2023年10月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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