外壁メンテナンスに合わせ、屋根塗装を実施した船橋市のアパートです。
アパートやマンションのリフォームは、建物の寿命を維持させるだけでなく、見栄えも良くなることで入居率の向上が期待できます。
間取りや家賃ももちろん重要視されますが、「この部屋に住みたい!」と思う理由に、【おしゃれで綺麗な外観】を必ず見ています。
空き部屋が増加、周囲の賃貸物件に対抗し、家賃の引き下げで悪循環…そのような事態を招いてしまう前に、まずは出来るメンテナンスから行っていきましょう。
緩勾配の金属屋根
4戸2階建てアパートです。全て角部屋、最寄りの駅から徒歩7分程度と、非常に便利な立地です。
メンテナンス費用を抑えたいところですが、築32年ということもありますので、破損があったり雨漏りを起こしている状態であれば、屋根カバーや葺き替え工事が必要となります。
屋根も外壁も、メンテナンスを行っていても劣化していきます。築年数に応じてメンテナンス範囲が広がってしまうという事は、頭に入れておきましょう。
傾斜(勾配)がほとんどない芯木なしの瓦棒屋根です。
瓦棒屋根は繋ぎ目が少なく雨仕舞に優れた施工ですので、通常の屋根材では施工できない、1寸程度の屋根にも使用することが出来ます。
緩やかな屋根に仕上げることで、室内スペースを広く取ることが出来、開放感や収納スペースの確保も可能になります。
しかし、緩やかな傾斜の屋根にもデメリットがあります。
勾配が緩やかだと雨水が捌けにくく、雨漏りを引き起こすリスクが高くなります。
また汚れも溜まりやすくなるため、錆や苔の発生も比較的早いです。
金属屋根の錆が進行すれば、穴あきから雨漏りしてしまいますので、定期的な補修と塗り替えを心がけましょう。
防錆塗料の役割
錆が発生したらどうにも出来ないの?金属屋根は葺き替えなければいけないの?
そんな事はありません。錆は表面に少しの傷があるだけでも発生してしまいます。だからといってすぐに穴が開くほど腐食するわけではありません。
もう一度塗膜による表面保護を行う事で、錆の拡大と再発を防ぐことが出来ます。
錆を防ぐ塗料が【防錆塗料】と呼ばれるものです。
今回は日本ペイントの1液ハイポンファインデクロ(ホワイト)を使用しました。
昔は赤茶色のイメージが強かったようですが、近年は公害問題から鉛系の成分を使用しなくなりましたので、様々な色をした塗料がございます。
錆止め塗料の役割は、【錆の原因となる水と酸素との接触を遮ることで、金属の腐食を防ぐ】事です。
水や酸素は空気中に存在しますので、メンテナンスを怠れば腐食が進行することが分かりますよね。
防錆塗料は紫外線により劣化してしまいますので、耐久性の高い塗料で表面を保護し、屋根塗装は完了です。
金属屋根のメンテナンス方法・費用に関してのご相談、塗料の性能等、気になっている事がありましたら、ご質問だけでも構いません。
街の外壁塗装やさん千葉中央店は無料点検も承っております。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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