千葉市稲毛区の整骨院より、外装リフォーム点検を承りました。
店舗等は看板を取り付ける為に、高い壁が取り付けられている事がありますよね。
この壁の事を「パラペット」と呼びますが、雨漏りを引き起こしやすい箇所です。
今回はパラペットの注意して見たい箇所と、補修方法をご紹介します。
パラペットとは?
パラペットとは2つの意味があります。
1つは、今回の様に店舗の屋上や、建物の正面に取り付けられた外壁を指します。
建物の玄関近くに看板を取り付けるよりも、上方に取り付けた方が目立ちやすい為、店舗兼住宅でも使用されている事が多いです。
もう1つは、水平の屋根(陸屋根)の周囲にある低い壁の事です。ベランダの外壁もパラペットと呼ばれることがありますが、単独の壁の事を指しているようですね。
横から見ると、外壁だけが高く取り付けられている為、前からも後ろからも雨水が当たり、傷みやすい箇所です。
パラペットの裏側は、建物の屋根と接していて、通常の屋根や外壁と比べると複雑な形状になっています。
屋根を流れる雨水がパラペットの裏側に溜まり、屋根と外壁のどちらも傷めてしまい、雨漏りを引き起こします。
サイディング外壁とスレート屋根材が接する箇所です。
外壁の下側表面が剥がれ、雨水を吸い込んだせいで黒い染みが見られます。
塗装歴がない為、新築時の塗膜が劣化し、サイディングの保護が出来ていない状態です。
更に詳しく見ている方は少ないかと思いますが、外壁の裏側には屋根の板金が立ち上がり、雨水の浸入を防いでいます。
この板金が錆びて腐食を起こすと、屋根や外壁に関係なく雨漏りを引き起こしてしまいますが、この板金を交換するには屋根外壁どちらも剥がさなければなりません。
つまり屋根と外壁のどちらにも、密接な関係にあります。
パラペットがある建物の外装リフォームの方法
パラペットは外壁の事を指していますが、だからと言って外壁だけメンテナンスすればよい訳ではありません。
外壁のシール目地補修と塗装はもちろん、スレート屋根の割れ補修・塗装を実施しなければ、必ず複雑な雨仕舞から雨漏りを起こしてしまいます。
高いリスクを抱えていますので、既に看板取付け用に使用していない場合は、パラペットの撤去もご検討ください。
店舗の外装リフォームを検討中、雨漏りに悩んでいる、塗装費用や塗料についての質問等、気になる事がありましたらお気軽に街の外壁塗装やさん千葉中央店へお問い合わせください。
無料点検の上、今後の生活にマッチしたメンテナンス方法をご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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