築15年、千葉市花見川区のお住まいです。
中古住宅を購入した機会にメンテナンスを検討中とのことですが、生活をしてみると2階の居室が暑い事に気づき、何か対策が出来ないかとご相談を頂きました。
住宅の遮熱・断熱性能を高める方法はいくつかありますので、お住まいの状態をチェックしてから、適した方法を取り入れていきましょう。
一般住宅で出来る暑さ対策
今年の夏は気温が高く、2年後の東京オリンピックの為にも、暑さ対策が注目されていますね。
一般住宅でも、吹き抜けのあるお住まい・2階にリビングがあるお住まいは、通常よりも暑くなりやすい特徴を持っています。
瓦屋根と比べて、4~5㎜程度の薄い形状のスレート屋根材も、暑さを感じやすいです。
スレート屋根の場合は、まず雨漏りの有無や屋根材の劣化を確認し、メンテナンス方法を決めましょう。
苔や汚れが付着しているのは、塗膜が劣化したことを表していますが、塗装で綺麗に蘇らせることが可能です。
雨漏りを起こしている場合は、屋根カバーか葺き替え工事が必須ですので、後ほどご紹介します。
断熱材の敷き込み
室内を快適にするために、最も簡単な方法は断熱材の敷き込みです。
新築時にはほとんどの住宅で施工されていますが、隙間があることで本来の性能が発揮できていない可能性がありますので、一度状態確認は行ってみましょう。
吹き込み工法なら、隙間の無い断熱性能を手に出来ますので、天井リフォームも一つの手です。
遮熱屋根材での葺き替え
雨漏り・屋根材の劣化が見られる場合は、屋根塗装は出来ません。
屋根カバーでしたら軽量の金属屋根材、葺き替えは遮熱仕様の屋根材を使用していきましょう。
金属屋根材は熱伝導率が高く、最も暑くなりやすい屋根材です。断熱材と一体になっている製品のご使用をお奨めいたします。
屋根塗装メンテナンス
遮熱性能の向上・見た目の改善の為に、最も安価でお手軽なメンテナンス方法は、塗装工事です。
屋根はもっとも太陽光が当たる面ですので、遮熱性能の効果を期待できます。
塗装の工程は一切変わりませんので、耐久性だけでなく、住宅を快適にする為の性能も付与できる塗料を使用しましょう。
少しでも暑さ・寒さを和らげたい、住みやすい生活空間にしたい等の願いに、大規模なメンテナンスが必要だとは限りません。
お手軽に試すことが出来る部分から見直していき、メンテナンスで綺麗だけではなく、低汚染や遮熱・断熱性能を高められるように、塗料を選んでいきましょう。
暑さや寒さ対策に関するご質問、塗料の特徴や施工費用等、気になることがございましたら、お気軽に街の外壁塗装やさんへご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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