千葉市緑区の屋根塗装工事を行ったお客様邸です。もともとは台風の影響で棟板金が飛散してしまい、補修を余儀なくされたのですが、傾斜の大きい(急勾配)屋根でしたので、点検を行うにも足場の仮設が必要でした。
今回は急勾配屋根の特徴と、補修時の注意点をご紹介したいと思います。
急勾配屋根のメリット・デメリット
急勾配と判断されるのは、6寸(図面には6/10と表記)以上の屋根です。見ても分かるとおり、上って立つ事が難しい屋根です。
これほどの傾斜があることで、水捌けが良く屋根材が傷みにくい・汚れが溜まりにくく綺麗を維持できる・雪が積もりにくい・三角スペースを小屋裏として活用できる、というメリットが得られます。
しかし一方で、メンテナンス時には必ずと言っていいほど足場を組む必要があります。
また、屋根の面積が大きくなりますので、強風の影響は受けやすく、設置・補修の際には費用がかかりがちです。
こちらのお住まいも、強風により棟板金が飛散、補修するために足場を仮設、次回の屋根補修をする際にも足場が必要となる為、屋根塗装までまとめて行おう!と判断致しました。
屋根足場の仮設
急勾配屋根ならではの【屋根足場】です。5寸程度までは、屋根足場がなくともメンテナンスが可能ですが、6寸となるとスタッフの安全を確保することが最優先です。
外壁用+屋根用の設置が必要になりますので、足場費用だけでかなりの負担となります。
これが「風災による破損の補修」の場合、お住まいでご加入されている火災保険・共済の補償を利用することも出来ます。
いずれにしても補修は一度で済ませてしまった方が良いでしょう。
施工上の注意点
屋根は只でさえ、傷んでいると滑りやすくなります。単管の場所を把握しながら慎重に作業を行いますので、緩勾配屋根よりも工期が延びる可能性があります。
また高圧洗浄で流れる水の勢いが速くなり、飛散する範囲も拡大する可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
急勾配屋根は屋根がしっかりと見える形状です。塗り直すことでお住まいの見栄えを大きく変えます。
ここまでで、急勾配の屋根が非常に危険だという事が理解いただけたかと思います。
何かがおかしいと思っても、ご自身では確認しようとせずに、まずは街の外壁塗装やさんへご連絡ください。
塗装だけでなく補修が必要な箇所を拾い出し、お客様にとって最適なメンテナンスをご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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