千葉市稲毛区で塗装前点検を行ったお住まいです。屋根外壁塗装の際に、擁壁やウッドデッキ等、建物以外の塗装も同時に行いたいと検討される方もいらっしゃるかと思います。
綺麗にするなら全て新築の頃のように!と思うのは当然です。
擁壁には擁壁の注意点があるように、ウッドデッキにも注意点と適した塗料が存在します。
今回は、「浸透型塗料」の特徴についてご紹介したいと思います。
(腐食しにくい合成木材やタイルを用いたウッドデッキもございますが、今回は木製の場合のご紹介です。)
ウッドデッキには様々な用途があります。テーブルを置いてちょっとしたホームパーティー、ガーデニング、ペットの日向ぼっこ、子供の遊び場、洗濯物干しスペース・・・etc
お住まいの方によって使い方は様々ですが、メンテナンスを怠ると怪我の原因になり得たり、気づかないうちに大きな補修が必要な状態になる恐れがあります。
ウッドデッキの経年劣化
ウッドデッキには、費用・耐久性を検討しながらさまざまな木材が使用されます。
しかしいくら強度が高くとも、木材は雨水を吸い込む素材です。その為メンテナンスを怠ると耐久性が衰え、破損してしまう可能性があります。
砂埃には木材を腐らせる菌が含まれています。また、プランター等を置いていれば、湿気がこもり傷んでしまいます。
このように、屋外だからこそ腐食するリスクも高い為、繰り返し塗装を行い、表面保護をする必要があります。
塗装を行う際の下地処理は、どのような塗料を使用するにしろ変わりません。
ささくれや棘はサンドペーパーで削り、釘やビスは打ち直し、浮きや反りが見られる部分は木材自体の交換を行います。
浸透型塗料とは?
ウッドデッキの塗装には、「浸透型塗料」と「造膜型塗料」が使用されます。
造膜型は木材表面に塗膜を形成し、水や空気を通さない状態に仕上げます。対して浸透型は、木材自体に浸透することで木を守ることを目的にしています。
浸透型塗料は木目を活かしたままメンテナンスをすることが可能なため、木材の風合い・手触りを維持することが出来ます。
塗膜の剥がれを起こすことはない為、経年による色褪せはあっても、美観性を大きく損ねることがないのも一つのメリットです。
但し、耐久性・耐水性は造膜型塗料の方が優れています。その為、こまめなメンテナンスが難しい場合、造膜型塗料を使用することもございます。
一つ、ご注意頂きたいのは、浸透型の上には造膜型の塗料が使用できます。しかし、造膜型の上に浸透型を使用することはできません。
見た目、メンテナンス性を考慮し、塗料を検討していきましょう!
塗料に関してのご質問、施工費用等、気になる事がございましたらお気軽にご連絡ください。
ウッドデッキの状態に合わせて、適切な補修方法をご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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