安く家を手に入れたい、時間を待たずに家を持ちたいと考えた際に、中古住宅の購入を検討されるかと思います。
その際には費用はもちろん、築年数や間取り、立地を確認し、お住まいを決めると思いますが、現状は雨漏りをしていないか、内装リフォームが終わっているのか程度で見ている方が多いように感じられます。
小さな補修は、新築であっても必要になりますし、住んでみなければ分からないケースもある為です。
今回は、築15年の中古住宅を1年前にこ購入された、千葉市稲毛区のお客様邸の点検を行っていきたいと思います。
築15年のベランダ防水
点検依頼箇所はベランダです。防水層がパリパリ剥がれているような箇所が多く見受けられることから、補修費用のお見積りに伺いました。
ベランダにはウレタン防水やFRP防水を施工していることが多いのですが、およそ10~13年程度でメンテナンスが必要になります。
中古住宅の場合、前回お住まいになられていた方の補修歴が分からないということが、最も気になる点です。
こちらのお住まいはベランダが2箇所ありますが、一方は特に問題がありませんでした。
また、汚れの付着具合も違いましたので、頻繁に清掃をしていたのか、立地上傷みにくいベランダなのか、一度補修メンテナンスを行った可能性がございます。
防水層の剥がれ
もう一方のベランダには、防水層が剥がれ、下地木材が露出している部分が多数確認できました。
既に下地が雨水を吸い込んでいる為、雨漏りを起こして当たり前なのですが、未だに雨漏りはないとのことです。
幸いにも下地で雨水をせき止めているのか、別の場所に雨水が流れてしまっているのかは分かりませんが、まずは防水補修し雨水の浸入を防いでいくことが重要です。
思わぬ出費になる可能性も…
下地が吸水している以上、下地の補修から行わなければ、ベランダ防水を行っても一時しのぎにすぎません。
合板を張り直し、FRP防水かウレタン防水を再施工する事で、雨水を完全にブロックすることが出来ます。
このように、中古住宅を購入でき、最低限の補修で済むと思っていても、思わぬ落とし穴があることもございます。
お住まいの状態・メンテナンス歴を知ることは非常に重要です。
街の外壁塗装やさんでは、住宅全体の無料点検を承っております。今後、いつ頃・費用・どのようなメンテナンスが必要なのか知っておきたいという方は、お気軽にご相談ください。
購入された時点でお客様のお住まいです。お気に入りのお住まいで安心して生活が出来るように、大きな補修が必要になる前にメンテナンスを行いましょう。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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