千葉市緑区、築12年のお住まいです。塗り替えの時期にもなり、飛込み業者にも指摘されることが増えてきたことから、点検を行ったうえで塗装のご依頼を承りました。
外壁仕上げはジョリパッドです。ジョリパッドに興味があるが、どのような素材で、どのようなメリット・デメリットがあるのかが分からないが為に、使用にお悩みの方は多いかと思います。
そこで今回は、ジョリパッドの特徴とメンテナンス方法についてご紹介していきたいと思います。
フランス生まれのジョリパッド
ジョリパッドとは、1975年にフランスで発売され始めた、モルタル壁の上に塗りつける砂壁状の塗装素材です。
今年で43年目になりますので、意外と歴史の長い仕上げ塗材になりますね。
通常の塗料と比較すると、厚みが100倍程に仕上がりますので耐久性に優れています。
180色以上のカラーバリエーション、コテやローラー、吹き付けの自由な施工方法、塗料に混ぜる骨材の組み合わせによって、仕上がりは無限大です。
外壁にはもちろんですが、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの放散量も少ないF☆☆☆☆の製品で、調湿・消臭・抗菌効果を持つ製品もございますので、内装にも使用することが出来ます。
高耐候性により色褪せしにくく、可とう性によりひび割れが起きにくい為、モルタル壁のリフォームの一つの選択肢にもなります。
既存の外壁にも、既にジョリパッドを施工している外壁の上からでも施工することが出来ます。
ジョリパッドのメンテナンス方法
せっかくの高性能なジョリパッド仕上げを、綺麗に長期的に維持することが理想的です。
ジョリパッドは模様の凸部分の汚れが付着しやすく、汚れを落とすことは非常に難しい素材です。その為、最も簡単に綺麗にするには塗装メンテナンスが良いでしょう。
塗装前には高圧洗浄で表面を綺麗にしますが、ジョリパッドは水を内部に溜め込む性質があります。
その為、洗浄後に乾燥したと思って塗装を行うと、塗膜の膨れを起こしてしまう可能性が出てきます。
ジョリパッドを塗装する際には、洗浄後に充分に時間を置いて乾燥させてから、施工を行う必要があります。
また、湿気を逃がさない防水塗料・弾性塗料・伸縮塗料を使用せずに、専用塗料や通気性の高い塗料を使用しましょう。
外壁の状態確認や、モルタル壁のリフォーム・ジョリパッドに関するメンテナンスのご相談がございましたら、お気軽に街の外壁塗装やさんへご連絡ください。
無料点検を行い、適切なメンテナンスをご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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