四街道市の塗装前点検ですが、塗り壁ジョリパッド仕上げの外壁です。
外壁材にはいくつか種類があります。モルタル・サイディングが主流ですが、ALCやタイル等の高耐久ながらデザイン性も高い建材はまだまだ多くあり、ジョリパッドも同じく何年も前から存在はしていましたが、急速に注目度が上がった外壁材です。
今回はジョリパッドの特徴と塗装上の注意点をご紹介いたします。
ジョリパッドとは?
ジョリパッドと呼ばれる塗り壁、実は1975年から発売されており既に40年以上の実績があります。
外装だけでなく内装にも施工できるためクロスよりも質感重視!という方にも大変おすすめの塗材です!
サイディングが多く使用されるようになりまだ認知が低い塗材ですが、見ての通りの高いデザイン性が特徴的です。
パネル施工とは違い現場施工ですので、住宅によって仕上がりが自由で柔らかい印象を感じますね。
ジョリパッドのメリット・デメリット
モルタル下地に直接塗って仕上げていくのですが、モルタル(左画像)よりも粘性が高くひび割れ(クラック)が発生しにくい為、ジョリパッド(右画像)耐久性が高いと評価されています。
通常、外壁は10年程度での塗り替えを推奨されていますが、ジョリパッドは15~20年経過しても耐久性に大きな品質の低下は見られないとも言われています。
デメリットはモルタルと同じく汚れが付着しやすい点です。埃やゴミは外壁に凸凹があればあるほど付着しやすい為、ジョリパッドの模様に入り込むことは避けられるものではありません。
また耐久性に問題がなくとも紫外線により色褪せが起きてしまいます。
ジョリパッドの塗装は見栄えを気にして、というきっかけが一番多いかもしれませんね。
高圧洗浄には注意が必要です
では塗装をする場合の注意点をご紹介いたします。
まずジョリパッドはアクリル塗料と砂を混ぜ合わせた塗材ですので、洗浄の水圧が高いと表面を削ってしまう可能性があります。せっかくの仕上げが台無しになってしまいますので、水圧を調整しながら汚れを洗い流していきます。
洗浄後は水分を吸い込んでいる為、しっかり乾燥させなければなりません。ジョリパッドは表面の乾燥が早い為、乾いたと思い施工してしまうと時間が経過した時に、塗膜の膨れを起こしてしまう可能性もあります。ジョリパッドの特徴を知っている業者を選ぶことが非常に大切です。
適切な塗料で綺麗に仕上げましょう!
使用塗料もある程度限られます。まず、ひび割れが心配される外壁材ですが、弾性塗料・防水塗料・伸縮塗料はひび割れを覆いますが、通気を防いでしまいますのでお勧めできません。
またジョリパッドならではの質感を残しながら塗装をするには、ジョリパッド専用塗料を使用する必要があります。
このように求める仕上がりによって使用する材料も変わりますので、費用だけでなくメンテナンス方法についてもしっかりと検討していきましょう。
ジョリパッドの塗り替えについて気になる点がございましたらお気軽に街の外壁塗装やさんへご相談ください。点検・見積もりは無料にて承っております。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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