建物は、築18年になる2階建て住宅です。全体的にとても綺麗な印象を受けますが、軒天や目地、外壁の状態を見ていきます。写真は、バルコニー下の軒天です。ベランダとバルコニーは一見似たように思えますが、写真の様に屋根が無く、2階以上で手すりがあるスペースをバルコニーと言います。このままでは、見栄えが悪いので塗装を行う必要があります。軒天や付帯部の塗装には、ファインSiがお薦めです。ファインSiは、様々な下地・主材の上に塗装できるシリコン系塗料になります。
サッシ廻りや目地にはひび割れが発生しています
写真は、サッシ廻りの様子です。窓枠と外壁の接合部分には、ひび割れが発生しています。既存のシーリング材をそのまま残して、上から新しいシーリング材を充填する、シーリング打ち増しをご提案致しました。また、目地のシーリング部分にも、破断が見られましたので、目地の補修も行う時期です。築年数も考えて、シーリング打ち替え工事をご提案しました。
外壁は比較的綺麗な状態です
外壁は、白色の窯業サイディング外壁です。写真は、北面の外壁になります。日陰になっているせいか、チョーキング現象は見られません。外壁に触れた際に、手に白い粉が付く現象を、チョーキング現象と言います。この白い粉は、雨や紫外線によって塗料の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になったものです。しかし、18年が経過していますので、外壁のメンテナンス時期には丁度良いかと思います。「マットな風合いの外壁にしたい」とのご要望がありましたので、ナノコンポジットシリーズのナノコンポジットWを使用した外壁塗装をご提案致しました。
記事内に記載されている金額は2019年12月24日時点での費用となります。
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