屋根や外壁は、常に環境の影響を受けています。快適な生活を送るためにも、定期的なメンテナンスは欠かせません。松戸市小金原で築11年が経過し、初めての屋根・外壁塗装を検討しているお客様です。今回は、点検の様子をご紹介します。
窯業系サイディング外壁の2階建て邸宅にお伺いしました。まずは、外壁の調査を行います。クリーム色の外壁に、藻や苔などの汚れはありません。また、クラック(ひび割れ)の発生も見られませんでした。しかし、釘で固定されている箇所に荒れているところがありました。症状が酷くなると、そこからクラックが発生してしまう可能性がありますので、入念に下処理を行い、塗装を行う必要があります。
目地のシーリングに剥離が見られました
スレートは破損し、藻が発生し始めています
屋根の点検も行います。釘の打ち込みが不足しており、その頭が少し浮いております。これが突起となり、踏んでしまったために割れてしまったようです。釘を打ち込み、突起を平らにしてから、スレートを接着して再発を防止する必要があります。また、よく見ると、表面に藻が発生し始めています。どちらも塗膜の防水機能が低下することによって発生する劣化症状ですので、塗装を行う時期になります。私たち、街の外壁塗装やさんでは、シーリング材で破損箇所の補修を行った後、屋根塗装を行います。耐候年数が10年以上の塗料を使用したいとご要望でしたので、フッ素塗料に次いで高耐候性をもつ、サーモアイSiを使用した屋根塗装をご提案しました。サーモアイシリーズは遮熱塗料ですので、ヒートアイランド現象を防ぎ、室内温度を快適に保つことができます。また、使用する色によって、全日射反射率も異なりますので、より効果を実感したい方には、淡い色がお勧めです。
記事内に記載されている金額は2020年04月02日時点での費用となります。
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