2012年05月07日更新 コロニアル屋根(スレート屋根)の塗装についてのご紹介です。 【ポイント】 1、高圧洗浄 一般的に住宅の塗装時には100kg~150kgの水圧で行います。 あまり圧力が強いと、傷みのひどい屋根材や外壁材は割れてしまう事が ありますので注意が必要です。 2、縁切り施工 屋根材1枚1枚を独立させておかないと、雨水の逃げ道が無くなり勾配を逆流してしまいます。 その結果雨漏りを起こす事になりますので、カッターなどで切れ目を入れて独立させたり、 タスペーサーと 言われる部材を使って縁切りを行う事が必要です。 3、補修工事 割れている箇所やヒビが入っている箇所をコーキングで補修したり、屋根材を1枚交換を行い 正しい状態に戻す工事が必要となります。 補修を行わずに施工をすると、塗装後すぐに屋根材を交換する事になってしまう事あります。 【塗装サイクル】 1、初めての塗装 新築してからの目安は10年目が一般的です。 立地条件にもより差はありますが、表面が茶色くコケがついてきたら塗り替えのサインです。 15年目までメンテナンスを行っていない場合は、早急な対処が必要となります。 2、2回目以降の塗装 前回、塗装した塗料によって塗り替えの時期は異なってきます。 ・前回使用した塗料別の塗り替え目安時期 ウレタン塗料 7年~10年 シリコン塗料 10年~12年 塗り替え時期は立地条件によって変わってきますので、実際は塗膜の状況を 確認した上で適切な塗装時期を見極めていく事が重要です。 【塗料の種類】 1、シリコン塗料 シリコン塗料は塗料の主成分となっている樹脂がシリコン系の塗料の事を指します。 耐久年数は一般的に10年~12年と言われています。(立地条件によって差がでます。) 塗料メーカー各社から商品は販売されていますが、最近はセラミック系の塗料なども出て います。 各メーカーでの品質差はほとんどありません。 2、遮熱塗料 数年前から各塗料メーカーより販売されている遮熱塗料ですが、屋根や外壁に塗ると 遮熱効果が得られる商品です。 特に屋根は太陽光を浴び夏場は70℃~80℃にも温度があがります。 遮熱塗料を塗ると20℃近くも温度が下がる為、室内温度も5℃近く下がりますので、 エアコン代金の削減につながります。 ここ数年は夏場の温度が非常に高く、エアコンの使用頻度も増えているかと思いますので、 これから屋根の塗装を考えている方には、是非お薦めの塗料です。
記事内に記載されている金額は2017年06月21日時点での費用となります。
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