船橋市湊町のお客様よりご依頼を頂き、屋根材にガルバリウム鋼板、外壁にはジョリパッド仕上げられたお住まいで現地調査を実施致しました(^^)/今回は、現地調査の様子と合わせて屋根材として使用されるガルバリウム鋼板の特徴やメリット・デメリットを詳しくご紹介させて頂きます。
ぜひ、ご覧ください(^^)/
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板の特徴・メリット
ガルバリウム鋼板は1972年にアメリカで開発された建材であり、金属鋼板にアルミニウム、亜鉛、シリコンをめっきした構造を持つ「アルミ亜鉛合金めっき鋼板」です(#^^#)最大のメリットはその耐久性です!
長期間にわたって性能を維持し続けることが可能で、金属素材でありながら錆びにくいという特性を持っています。
また、非常に軽量であることから耐震性に優れる為、地震の多い日本の建築物に適しています。
さらに、景観面でも「独特の美しい外観」を持ち、シンプルでモダンなデザインを好む方にはピッタリです(#^^#)。
これらの特性からガルバリウム鋼板は屋根材に限らず、外壁材や日常生活を囲む様々な製品に広く採用されています(^^)/
ガルバリウム鋼板のデメリット
屋根材としても非常にメリットが多いガルバリウム鋼板ですが、デメリットも存在します(>_<)
その中でも特に注意が必要なのが、他の素材と比較して導入コストが高いことです!
ガルバリウム鋼板は他の屋根材と比較しても高機能な屋根材といえますが、やはりそうした材質は他の種類と比較して導入コストが価格が高くなる傾向にあります。
ただし、優れた耐久性を備える事ている事から、将来的にメンテナンスコストを抑えられるといった特徴も持っています。
その為、他の屋根材と比較検討する際には導入コストだけでは無く、メンテナンスコストを含めたトータルコストでご検討されることがおすすめです!
また、デザインのバリエーションにおいては、他の素材と比較すると選択肢が限られている印象です。
無骨で洗練されたデザインと感じる方がいらっしゃる一方で、無機質でありきたりな印象を持つ方もおられます(>_<)
特に外壁材として使用する場合、人気の窯業系サイディングと比べるとデザインの幅が狭いと感じることもあるかもしれません。
さらに、ガルバリウム鋼板はサビにくいとはいえ、全くサビないわけではありません!
特に沿岸地域や工場地帯などのサビが発生しやすい環境では、サビが生じるリスクが大きくなりますので注意しましょう!
ガルバリウム鋼板をさらに進化させた素材「エスジーエル鋼板」
ガルバリウム鋼板と併せてご紹介したいのが、エスジーエル(SGL)鋼板です!
エスジーエル鋼板はガルバリウム鋼板に2%のマグネシウムを加えらた、さらに改良が施されたガルバリウム鋼板です
この追加されたマグネシウムがエスジーエル鋼板の耐食性を大幅に高める役割を果たしており、実際にガルバリウム鋼板よりも約3倍以上の耐食性を持つ(錆に強い)と評価されています。
実際に屋根材メーカー「アイジー工業」では、保証範囲として改良前のガルバリウム鋼板が使用された従来品では「立地環境が沿岸部より5000m以上」とされていましたが、SGLを使用した金属屋根材である「スーパーガルテクト」は「立地環境が沿岸部より500m以上」と保証範囲が大きく拡大しています(#^^#)
エスジーエル鋼板に対してメーカーが自信を持っている事が分かりますね!
一般的なガルバリウム鋼板と併せて、お勧めの素材です(^^)/
船橋市湊町のお住まいの外壁・屋根の現地調査の様子
ガルバリウム鋼板屋根の塗装やコーキングの劣化
お住まいのガルバリウム鋼板屋根を調査させて頂きますと塗装の劣化や錆の発生を確認致しました。塗装の劣化は、屋根材の劣化進行を促進させてしまいますので定期的な塗装メンテナンスをすることは屋根材の寿命を延ばす為にも重要です。
外壁の汚損
続いて、ジョリパッド仕上げの外壁の調査です。日の当たらない北面は汚れが蓄積してしまう為、写真の様に黒ずみが発生しております。
高圧洗浄のみでの清掃も可能ですが、洗浄の圧力で表面を傷つけてしまうことで、結果的に汚れやすい外壁となってしまう恐れもございます。
定期的な洗浄も大切ですが、やはり外壁や屋根は定期的な塗装メンテナンスをオススメ致します。
ガルバリウム鋼板屋根材を使用した屋根葺き替え工事の施工事例をご紹介!
続いて、ガルバリウム鋼板屋根材を使用した屋根葺き替え工事の施工事例をご紹介致します!
調査の為小屋裏を確認させて頂きますと、雨染みが散見されました(>_<)15年~16年前に屋根カバー工事を下との事ですが、雨染みのほとんどは以前に発生した雨漏りのものとお伺いいたしました。
屋根材を確認させて頂きますと、セキスイかわらUという屋根材が使用されていました。
既存のスレート屋根の上に、かわらUがカバー工法によって葺かれている状態でした。
今回は、セキスイかわらUのみを撤去して別の屋根材を使用したカバー工法による施工方法をご提案させて頂き、工事のご要望を頂きました(^^)/
まずは、既存の屋根材であるかわらUを撤去していきます。かわらUには隅の方にローマ字・数が刻まれており、この数字がロット番号となります。
メーカーよりノンアスベスト証明書を発行してもらう場合にも必要となりますので、非常に重要な情報です(>_<)
続いて、防水紙・スーパーガルテクトを敷設していきます!
施工内容としては葺き替え工事と言えるのですが、既存の屋根材の上に屋根材を被せていくことから、厳密にはカバー工法と言えます。
今回は、新規屋根材にSGL鋼板が使用された「スーパーガルテクト」を使用させて頂きました!
屋根の軒側から順に敷設していきます(^^)/
無事、スーパーガルテクトを使用した屋根葺き替え工事が完了致しました!
スーパーガルテクトの種類の中でも「Sシェイドブラック」という黒色の屋根材を選定頂いた為、洗練された景観となりました!
スーパーガルテクトは、スレート屋根と比較しても1/4と非常に軽量ですので、耐震性も大きく向上したと思います!
お客さまにもお喜び頂けましたので、幸いでした(^^)/
ガルバリウム鋼板はおススメの屋根材です!
今回は、ガルバリウム鋼板の特徴・メリット・デメリットと併せて、ガルバリウム鋼板屋根の点検や改良版であるエスジーエル鋼板屋根材「スーパーガルテクト」を使用した葺き替え工事の様子をご紹介させて頂きました!
ガルバリウム鋼板は軽量で耐震性・耐久性に優れる屋根材であり、なんといっても金属でありながら錆に強い事が大きなメリットです!
私達、街の屋根やさんはガルバリウム鋼板屋根材を使用した施工実績も豊富に持っております(^^)/
屋根材にガルバリウム鋼板屋根材をご検討されている方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談下さい!
点検~お見積りの作成、ご相談まで無料にて承っております(#^^#)
記事内に記載されている金額は2024年03月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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