「瓦屋根は塗装が必要が無い!」というイメージをお持ちの方も多いと思われますが、セメント系瓦であるセメント瓦・モニエル瓦といった塗装が必要な種類の瓦も存在します(>_<)
今回は、瓦の種類・セメント瓦・モニエル瓦に塗装メンテナンスが必要な理由と合わせて、セメント系瓦屋根の現地調査・塗装メンテナンスの施工事例まで詳しくご説明いたします。
今回は、瓦の種類・セメント瓦・モニエル瓦に塗装メンテナンスが必要な理由と合わせて、セメント系瓦屋根の現地調査・塗装メンテナンスの施工事例まで詳しくご説明いたします。
瓦屋根の塗装メンテナンスの必要性
瓦の種類|塗装が必要な瓦の種類とは?
屋根瓦には大きく分けて粘土系とセメント系の二つの種類が存在し、これらの瓦は使用される素材と製造方法が異なります(#^^#)
まず、「瓦」と聞いて多くの方がイメージされるのが「粘土」です。
まず、「瓦」と聞いて多くの方がイメージされるのが「粘土」です。
伝統的な日本建築によく見られ、粘土を高温で焼き上げて製造される瓦であり「いぶし瓦」「釉薬瓦」などの種類があります。
粘土瓦はそれ自体が防水性を備えている事から、塗装は必要ありません!
一方で、セメント系の瓦は原料にセメントが使われて成型される瓦であり、「セメント瓦」「モニエル瓦」などの種類があります。
この種類の瓦は素材自体が水分に弱い特徴を持っています。
その為、表面に塗装を施す事で防水性が高められていますが、経年劣化に伴い塗膜は徐々に劣化してしまいます(>_<)
上記のことから、セメント系瓦である「セメント瓦」「モニエル瓦」は、定期的に塗装メンテナンスが必要となります!
瓦の寿命を延ばすためにも大切な塗装メンテナンス
粘土瓦は高温で焼き固めることによって陶器のような優れた耐久性を持ち、耐用年数が50年を超える種類も存在します。耐久性に優れた特性から、多くの伝統的な建物に使用されてきました(*^-^*)
一方、セメント瓦の耐用年数は30年~40年、モニエル瓦の耐用年数は20年~30年と言われています。
しかし、これらはしっかりと塗装メンテナンスを施した場合の寿命です。
さらに、セメント瓦・モニエル瓦は現在ほとんど生産されていない為、新品を手に入れる事は困難です。
既存の瓦をより長くご使用いただく為にも定期的に塗り替えを行い、屋根の保護機能を常に正常に保つ必要があります!
セメント瓦・モニエル瓦に施された塗膜の劣化症状とは?
前述の通り、粘土瓦に塗装メンテナンスの必要がない一方、セメント瓦・モニエル瓦といったセメント系瓦には塗装メンテナンスが必要となります。
それでは塗膜の劣化に伴ってどの様な症状が発生するのでしょうか(・・?
まず、目に見えて分かる症状が苔・カビの繁殖です。防水性・撥水性が失われた屋根は雨水などの排水性が低下する事で、苔やカビが繁殖しやすい環境となってしまいます。
さらに深刻なのが、含有されているカルシウムの流出による耐久性の低下です(>_<)流出したカルシウムは塗装メンテナンスを施したとしても戻りません。
その為、一度失われた耐久性を回復させる事は困難です!
塗膜の劣化は美観が悪くなることはもちろん、耐久性・寿命の低下にも繋がりますので注意が必要です!
セメント系瓦屋根の現地調査・施工の様子
続いて、セメント系瓦屋根の現地調査・施工の様子をご紹介致します!
船橋市浜町にて塗膜が劣化したセメント瓦屋根の現地調査
写真は船橋市浜町にあるお住まいのセメント瓦屋根の状態です。
屋根全体にオレンジ色の苔が繫殖している事が確認出来ますね(>_<)
前述の通り、苔の繁殖は塗膜の劣化症状の一つです。
ですが、苔の繫殖は塗装メンテナンスが必要とされるサインと捉える事も出来ます!
こうしたサインを見逃さずに、塗装メンテナンスをご検討されることが大切です。
屋根全体にオレンジ色の苔が繫殖している事が確認出来ますね(>_<)
前述の通り、苔の繁殖は塗膜の劣化症状の一つです。
ですが、苔の繫殖は塗装メンテナンスが必要とされるサインと捉える事も出来ます!
こうしたサインを見逃さずに、塗装メンテナンスをご検討されることが大切です。
セメント瓦屋根の塗装メンテナンス事例
築20年のセメント瓦屋根の塗装メンテナンスをご検討されているY様より、お問合せを頂きました(^^)/
セメント瓦屋根を拝見させて頂いたところ、特に大きな問題はありませんでした。しかし、年数相応の劣化は見られる事から、丁度塗装メンテナンスの時期に来ていると言えます。
不具合が発生してからでは工事規模・費用も大きくなるため、こうしたタイミングでメンテナンスを行う事も大切です(^^♪
セメント瓦屋根の塗装メンテナンスをご提案させて頂き、施工をご依頼頂きました(^^)/
まずは、高圧洗浄によって屋根の汚れ・苔を取り除いていきます。汚れ・苔は塗料の密着度を低下させる原因となりますので、手を抜かずにしっかりと作業を進めます。
高圧洗浄が終わった後は下塗りを行います!
今回は、ニッペ「ファインパーフェクトベスト 強化シーラー」を使用させて頂きました。
塗布面に深く浸透する事で素材の強度・仕上げ塗料の密着性を向上させる効果に期待できます。
次に、日本ペイント「ファインパーフェクトベスト」を使用して中塗り・上塗りを塗布していきます!ファインパーフェクトベストは、塗料が劣化する原因となるラジカルを抑制する効果を持つラジカル制御型塗料です(#^^#)
屋根は過酷な環境である為、10年も持たない塗料が多いですが、ファインパーフェクトベストの耐用年数は10~12年と高耐久です!
無事、セメント瓦の塗装メンテナンスが完了しました!既存の雰囲気を大事にしたいというお客様のご要望から全体のイメージは施工前とあまり変わりませんが、塗料の保護機能・耐久性は大きく回復しています(^^)/
セメント瓦・モニエル瓦の塗装工事もお任せください!
ご紹介させて頂きました通り、セメント瓦・モニエル瓦といった定期的な塗装メンテナンスを必要とする瓦の種類も存在する為、注意が必要です(>_<)
セメント瓦・モニエル瓦の塗装や点検をご検討中の方がおられましたら、ぜひ私達、街の外壁塗装やさんまでご相談下さい!
点検からお見積りの作成まで無料にて実施させて頂きますので、ご安心ください。
セメント瓦・モニエル瓦の塗装や点検をご検討中の方がおられましたら、ぜひ私達、街の外壁塗装やさんまでご相談下さい!
点検からお見積りの作成まで無料にて実施させて頂きますので、ご安心ください。
記事内に記載されている金額は2024年03月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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