普段はしなかった雨漏りが台風によって発生するケースは多いです。台風の襲来中に雨漏りが発生するといつもより不安も感じやすいかと思われます。9月8日現在では台風13号が関東に接近してきており、大雨と強風が続いておりますので雨漏りには要注意です。もちろん、状況に合わせて非難を行うなど身の安全にも十分気をつけてください。
台風時の雨漏り
台風の時に雨漏りが発生する理由は、主に以下のような要因が考えられます。
まず、台風による暴風や豪雨によって、屋根や構造部にダメージが与えられることです。風の強さや雨の勢いによって、屋根材が割れたり、棟板金が飛散したりすることがあるのです。
また、屋根の瓦やスレートも風で飛ばされることがあります。これらの破損や飛散によって、雨水が屋根に浸入し、雨漏りが発生することがあります。
棟板金の浮きや、瓦屋根であれば棟瓦の状態次第でも雨漏りが発生します。どちらも経年劣化をそのままにしていると横殴りの雨によって雨水が浸入しやすくなり、台風時に初めて雨漏りが発生することがあります。
また、棟瓦は漆喰が無くなっていると強風によって全体的に崩れてしまったり、棟板金は固定力の低下状態ですと台風で飛散する恐れがありますので、台風シーズン前に事前の点検で状態確認をしておくことがオススメです!
私たち街の外壁塗装やさんでは、点検からお見積もりの作成まで無料で承っておりますので是非ご活用ください!
防水紙の状態によって雨漏りが発生
実際に雨漏りが発生したら…?佐倉市春路での解消例をご紹介!
台風通過後は雨漏りが止まり、一時的に安心できるかもしれません。ですが、その状態を放置しないことが何よりも重要です。雨漏りの原因を突き止めて対処しておかなければ、引き続き悪天候時に雨漏りが発生します。そうならないためにも、早めに原因を対策しておきましょう。
佐倉市春路にて以前に発生した台風による雨漏り事例をご紹介いたします。瓦屋根のお住いで雨漏りが発生し、その原因から屋根葺き直し工事を行ったものとなります。瓦は一枚もズレや飛散が発生しておらず、見ただけでは特に問題があるようには思えません。
しかし、瓦を外して中の防水紙を見てみると、かなり傷んでいて破けたり切れていることが確認できました。おそらく以前からこのような状態でしたが、台風のような強烈な雨で普段よりも屋根材の下に雨水が入り込み、雨漏りがするような状態であると発覚した形になります。
瓦屋根の大きなメリットは、屋根材が再利用できる点です。そのため屋根葺き直し工事で下地の防水紙などを新しくし、雨漏りを解消することとなりました。まずは既存の瓦を丁寧に外し、保管しておきます。すると全面的に傷み切った防水紙が現れました。
新しい防水紙を敷設し、元の状態に瓦を戻していきます。もしひび割れている瓦などがありましたら、別の瓦に差し替えるなどの補修も行います。特に粘土で形成された瓦は塗装をせずとも50年以上長持ちするため、下地の状態をメンテナンスすることで長く使用し続けられるのです。
葺き直しでは棟瓦も必然的に作り直すこととなり、これまでよりも雨漏りのしにくい瓦屋根にすることができます。台風後には雨漏りの原因をしっかりと特定できる業者に調査を依頼し、適切に補修工事を行うようにしましょう。参考費用として、棟瓦取り直し工事は税込12,100円~/mとなっております。
記事内に記載されている金額は2023年09月08日時点での費用となります。
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