モニエル瓦は瓦の一種ではありますが、
定期的な塗装メンテナンスを必要とする瓦です(>_<)
塗膜の経年劣化による色褪せ・剥離は、
苔の繁殖やひび割れ、瓦自体の耐久性の低下など様々な悪影響を及ぼします！
今回は、
モニエル瓦に塗装メンテナンスが必要な理由と併せて、塗膜の劣化が及ぼすモニエル瓦への悪影響をご紹介致します。
瓦と言えば、「塗装が必要無い」というイメージが大きいですよね(^^♪
確かに皆さんのイメージ通り、一般的な「粘土瓦」は塗装を必要としません。
しかし、瓦の中でも塗装メンテナンスを必要とするのが「モニエル瓦」です！
モニエル瓦の主原料はセメントですが、「水分を吸収しやすい特徴」を持っていますので塗装によって防水性が備えられています。
しかし、塗膜は経年により劣化・剥離が進行してしまいます。
その為、モニエル瓦の防水性を維持する為に定期的に塗装メンテンナンスが必要となります(>_<)
セメント瓦を長期に安心してご使用されるためには、定期的な塗装メンテナンスで防水性を維持させることが必要です。
日本国内では1970～1980年代に流行し、軽量である事から粘土瓦と比較して耐震性が高く、表面に施された「着色スラリー」によって耐久性も優れる点が評価されました。
また、モニエル瓦は「乾式洋瓦」とも呼ばれますが、粘土瓦とはまた違った「洋風」を思わせるデザイン・カラーも大きな魅力です。
しかし、現在では生産されていない為、新しいモニエル瓦を手に入れる事は非常に困難です。
その為、現在ご使用されているモニエル瓦を長くご使用いただく為にも塗装メンテナンスは必須となります！
塗装メンテナンスの難易度を上げるモニエル瓦のスラリー層
その大きな原因が表面に施された「スラリー層」です。
スラリー層はモニエル瓦の表面に施される事で耐久性を高めていますが、同時に新しい塗装が剥がれる原因になります。
その為、モニエル瓦の塗装メンテナンスを行う場合には
高圧洗浄を用いて瓦表面のスラリー層を丁寧に取り除く事や
スラリー強化プライマーの塗布など、特殊な対応が必要となります。
どの様な工事も信頼できる業者に依頼する事が大切ですが、
モニエル瓦の塗装工事を依頼する場合には特に知識・技術を持った信頼できる業者に依頼する必要があります！
柏市常盤台のお住まいにて塗膜の劣化が進行したモニエル瓦屋根の現地調査
写真は柏市常盤台にて現地調査をさせて頂いた、塗膜の劣化が進行したモニエル瓦屋根です。まず、モニエル瓦屋根全体に苔が繁殖してしまっている事が確認出来ますね(>_<)
モニエル瓦の塗膜の劣化が進行してしまいますと、表面の凹凸が大きくなることで屋根上に水分が長時間滞留してしまう「苔が繁殖しやすい環境」となってしまいます。
また、一部ではモニエル瓦の割れも確認出来ました。防水性を失ったモニエル瓦は雨水を吸水してしまいますが、乾燥する際に一定の負荷を受けてしまいます。
吸収・乾燥を繰り返すことによる負荷を受け続けてしまうことで、耐えきれなくなったモニエル瓦の破損へと繋がってしまうのです(>_<)
さらに、モニエル瓦の強度を維持する為に必要な「カルシウム」が流出してしまう事も大きな問題です(;_;)
塗装メンテナンスにより防水性を復活させたとしても流出したカルシウムは元には戻りませんので、強度は低下した状態のままとなってしまいます。
上記の様にモニエル瓦の塗膜の劣化は苔による景観の悪化に限らず、屋根材自体の割れ・耐久性の低下にも繋がります！
モニエル瓦に塗装が必要な理由・塗膜の劣化によって生じる悪影響まとめ
モニエル瓦は
セメントを主原料としていることから、粘土瓦と異なり
塗装を必要とする瓦です(>_<)
塗膜の劣化は、
苔の繁殖・割れ・強度の低下を引き起こします！
上記の様な症状を抑える為にも定期的な点検・塗装メンテナンスを行う事で塗膜による保護機能を正常に保ちましょう！
また、苔の繁殖は美観を損なう要因ですが、同時に
「モニエル瓦が塗装を必要としているサイン」でもあります(#^^#)
ご自宅のモニエル瓦で確認された場合、一度点検を依頼されることをおすすめいたします！
私達、街の外壁塗装やさんはモニエル瓦の塗装施工の実績も豊富に持っております。
モニエル瓦の塗装をご検討されている方やモニエル瓦に苔が生じている事を発見したという方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談下さい。
点検～お見積りの作成まで無料にて承っておりますのでご安心ください(^^)/
街の外壁塗装やさんでは柏市での施工実績も豊富です！
記事内に記載されている金額は2024年03月25日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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