春日井市篠木町のお宅から、外壁塗装の見積り依頼を受けました。インターネットで検索されて、日成ホームにご依頼されました。
同敷地内の別棟の息子さんから、息子さん宅の見積り依頼で伺いました。一緒に、隣りのご両親の住まわれている家も診断して欲しいという事で、外壁とベランダの現地調査を行いました。
築19年で、今までに外壁塗装はされていないとの事。サイディングボードのジョイント部シーリングの劣化が激しく、ほとんどの縦目地に亀裂が見られ、内部が見える状態でした。この亀裂から雨水が浸入して、家の構造体や内壁にも損傷を与えてしまいます。窯業系サイディングの反りも見られました。
ベランダ防水の状態も見させて頂きました。トップコートは劣化し、シート防水の亀裂も複数箇所確認できました。補修はされていましたが、防水が切れているので、防水のご提案もします。
息子さん宅の依頼で伺いましたが、ご両親宅の方を優先に、早めに施工された方が良いです。と、ご家族にお話ししました。


窯業系サイディングボードの繋ぎ目、縦目地に打っているシーリングに、亀裂が見られます。シーリングの機能を果たしておらず、この亀裂部分から、雨水が建物内部に侵入してきます。サイディングボードの内側には、防湿シートが張ってあります。本来の機能として、家中の湿気などは外に排出し、外からの雨水などは弾きます。亀裂からの水の侵入が多くなると、周辺の防湿シートが腐食してしまい、そこから、家の内側に水が浸入します。柱や断熱材、内壁にシミが出た時には、柱なども腐食している場合があります。縦目地シーリングの打ち替えをご提案します。

窓枠周り、サイデイングボードを張る時に、開口部に合わせてカットしているのですが、その時のノコ目が、大きく、隙間となっています。この部分からも水の侵入が懸念されます。

窯業系サイディングぼおーどの反り、浮きが見られます。両サイドの目地にひび割れも多く、シーリングも痩せています。
一度反ってしまったサイディングボードは、元の状態には戻りません。早めの対応が必要です。

ベランダのドレン廻りの状態です。トップコートは色褪せています。うっすらとシート防水が出てきています。苔の発生も見られます。

ベランダのシート防水に、ジョイント部分のシーリング亀裂が多く見られました。補修している箇所もありますが、新たな亀裂も発生している為、早めのメンテナンスを施工した方が良いです。
春日井市篠木町のご両親宅を、今回見させて頂きました。たまたま、息子さん宅の外壁塗装のお見積り依頼で伺い、ついでに見て欲しい感覚で、調査しました。
息子さん宅の状態より、目地の亀裂や、塗膜劣化が悪かったです。大切なお家を、まだまだ維持していくには、早めに対応して頂くように、ご提案をしていきます。
記事内に記載されている金額は2018年05月13日時点での費用となります。
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