鹿嶋市の現場調査です!
鹿嶋市のお客様からのご依頼がありました。築9年の海沿いの重塩害地域(海岸から500メートルの地域)の別荘です。8月におこなった現場調査のようすを紹介します。
赤外線サーモグラフィーで温度を可視化!
この外壁は窯業系サイディングです。窯業系サイディングはレンガ風や石造り風などデザイン性に富んだ外壁です。窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜ合わせ、成型し、高温・高圧の窯で熱処理をし、塗装と防水加工がしてあります。
外壁にクラック(亀裂)があると、雨水が入り込み、雨漏りの原因になります。赤外線サーモグラフィーで雨水の侵入がないか確認しましょう!
赤外線サーモグラフィーは、温度が高いところは赤く、低いところは青で表示されます。
サッシや軒の部分は若干温度が低いのですが、8月ということもあり外壁の温度は高いですね。これでは、夜になっても外壁の温度が高いままなので、エアコンを切るとすぐに、蒸し暑くなってしまいます。
シーリングに沿って緑色が伸びて、多少雨水の侵入がありそうですが、深刻な状態ではありません。
シーリングが劣化しています。
シーリングが経年劣化により、灰色に変色し、ひび割れが起きています。シーリングは弾力がありますが、写真のように劣化が進むとひび割れが起きて、最後にはシーリングの真ん中から完全に割れてしまう破断に至ります。
サッシ部分のシーリングの写真です。
こちらも劣化が起きて、硬くなったいます。シーリングは目地に雨水の侵入を防ぐこと、緩衝材として地震などから外壁を守るという大切な2つの目的があります。劣化が進むとどちらの機能も失ってしまった状態ですので、シーリングの打ち替えか必要です。
スレート屋根を調査!
遠くから見ると一見、キレイな屋根に見えますが、近寄ってみるとどうでしょうか。詳しく確認してみましょう。
色あせがありますね。スレート屋根の表面が剥げてしまっています。
スレート屋根は、表面の塗装が剥げてしまうと水を吸収し、水はけが悪くなります。そのままの状態にしておくと割れや、反り、苔の発生などの原因になります。
板金部分は汚れ、スレート屋根の表面が全体的白っぽく色が抜けています。重塩害地域なので、塩の影響で劣化が早いようです。
塗装をおこない、劣化を食い止めましょう。
雨樋と軒天を確認してみましょう
苔が発生して、白い雨樋が部分的に緑色になっています。付帯部がサビで汚れています。
こちらも同じように雨樋に苔が発生していますね。軒天にも汚れが目立ちます。
付帯部も軒天も塗装をして、キレイを取り戻しましょう!
リンク集・こちらもご覧ください!
■お電話でのお問い合わせはこちら 0120-862-879 [電話受付時間]平日9時~18時
記事内に記載されている金額は2021年01月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。