タスペーサー取付
石岡市で、屋根塗装工事を行いました。
まずは、タスペーサーを取り付けていきます。
屋根の瓦と瓦の間には、元々隙間が空いています。塗装することでその隙間が埋まらないようにする為に、縁切りという作業が必要になります。以前は塗装後にカッター等で切れ目を入れていましたが、手間や時間がかかり屋根材が汚れる等のリスクも伴っていましたが、この部材によりその手間が省け、屋根を傷つける事なくスピーディーに縁切りが出来るようになりました。瓦の隙間が埋まってしまうと、屋根材の下に入り込んだ雨水の逃げ場が無くなり下地が腐食してしまい、雨漏りに繋がってしまいます。また気温差による内部結露を防ぐ役割もありますので、重要な作業になります。
タスペーサーを差し込みます。
しっかりと奥まで押し込みます。
タスペーサーの取り付けが完了しました。
屋根下塗り
屋根の下塗りの様子です。
屋根の傷みが激しかったため、通常1回の事が多い下塗りですが、今回は2回行いました。屋根材が傷んでいますと、塗料を吸い込みやすくなり本来の機能を発揮できません。一度目でしっかりと塗料を吸い込ませ屋根材を補強し、もう一度塗る事で本来の役割である上塗り材との密着性を高める効果を発揮させていきます。
ハケでだめ込みを行います。
ローラーで塗り切れない細かなところを先に塗る事を言い、仕上がりに差が出ます。
下塗り、1回目の様子です。
ローラーで丁寧に塗布していきます。
1回目の下塗りが完了しました。
2回目の下塗りの様子です。
塗りムラや塗り残しの無いように気を付けて施工しました。
下塗りの完了です。
下塗りには、サーモテックシーラーを使用しました。
密着性や耐久性が高く、塗料自体に赤外線を反射する遮熱機能が備わっています。遮熱効果のある上塗り材を併用することで更に効果を高めることが期待できます。
記事内に記載されている金額は2021年02月05日時点での費用となります。
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