今回の記事では雨樋の塗装の様子についてご紹介します!
今回の現場の雨樋は塩化ビニル樹脂でできており、紫外線の影響で色褪せが起きてしまっていました。
まず、ケレンと呼ばれる下処理を行います。
研磨用のたわしなどを使用し、雨樋の表面に細かい凹凸を作っていきます。
この凹凸があることで、雨樋の下地に塗料が密着し、塗膜の剥離やヒビなどのトラブルを抑制してくれます。

1回目の塗装です。
曲線や隠れている部分も多く、ローラーだけでなく、狭い場所や細かい場所の塗装にはハケなどさまざまな道具を使用し塗装を施工して行きます。
今回の塗装で使用した塗料は、破風板と同じ「フッ素UVコート」と呼ばれるトップ剤です。
作業工程の順序としては、破風板の塗装と並行して行うことが多いです。

雨樋の2回目の塗装です。
塗料を複数回に渡り塗装することで、塗膜の厚みがしっかりと確保でき、艶のある美しい仕上がりにすることができます。

雨樋の塗装が完了しました。
今回の現場の雨樋は塩化ビニル樹脂という素材でできていました。
塩化ビニル樹脂は、長年紫外線や日光にさらされると材質が変化し固くなってしまいます。
硬化した塩化ビニル樹脂は塗装だけでは補強や補修を行うことは不可能です。
そのため今回の塗装も、美観のために行っています。
アルミニウムやステンレスといった金属製の雨樋は、塗装によって保護や補強も可能です。
しかし、塩化ビニル樹脂も金属製雨樋も、破損やひび割れなどの劣化がはじまってしまっている場合は、新しい製品と交換しなくてはいけません。
現場調査の際に、雨樋の材質や状態を確認し、どのような対応になるかご説明させていただきます。
記事内に記載されている金額は2019年07月31日時点での費用となります。
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